花歩る木

山と旅がすきです

霧ヶ峰(長野県)

2012-07-24 16:56:18 | 山歩き

7月23日霧ヶ峰に行ってきました。

      日本100名山の中でも「遊ぶ山」の代表格と言われる霧ヶ峰高原。
      7月のニッコウキスゲは霧ヶ峰の代名詞でした。昨年は鹿の食害で最悪でしたが、
      その後、電気牧柵を設けたということで、様子を見に行ってきました。



   車山肩から ↑ 八島ヶ原湿原~~和田峠~~ 蝶々深山  ↑     を眺める。

       
       白い線が電気牧柵です。花株は少ないながらも咲いていました。

       
        牧柵の間から撮影しました。柵がない他のところは全く花は見られません
        でした。 鹿も生きなきゃいけないんですが、いい案はないでしょうか?

      霧ヶ峰湿原植物群落(天然記念物)
   


       
        車山乗越から見た蓼科山  頂上の雲がなかなか晴れない。

        
        車山乗越から 車山肩のコロボックルヒュッテ方面を見る。

        
       物見岩 展望スポット、昼食をとるのに    鹿除けのゲートが取り付けられて
       最適な場所です。                 いました。
       
      

                    
      先週、ミッドタウンの富士フィルムスクエアで 「新田次郎の愛した山々」
      という写真展を見て来ました。白籏史朗、内田修、小川清美・・・などの
      プロの大サイズ・銀塩プリント写真展でした。
             登山が趣味の皇太子さまも見に行かれました。

      諏訪から霧ヶ峰へのジグザグ道の中間ぐらいの所に「角間新田」という村が
      あります。新田さんは、その村の生まれなので、ペンネームを村の名前から、
      次男だったから、次郎に、したのだそうです。

      霧ヶ峰に一番近い村に生まれ、霧ヶ峰を遊び場として育った新田次郎さん。
      美しい山々に囲まれた豊かな幼少期があって、山の作家の道を歩まれたんでしょう。
      今年は新田さんの生誕100年ですし、何度も来ている霧ヶ峰を私も特別な
      感慨を抱いて歩いてきました。


桂林(中国) 3

2012-07-20 15:34:33 | 

7月14日漓江下り
    
      桂林観光の目玉は漓江(りこう)を下るクルーズです。
      特に景観が優れる桂林、陽朔間、83kmを4時間かけて下ります。
      船着き場を9時半ごろ出航。両岸には無数の奇峰がそびえ、
      ひとつとして同じ形がなく、名前の付いているものもあるが、
      自分のイメージで名づけてみると楽しいよ・・・と白さんが教えてくれました。
      
       
       船着き場で乗船                 水辺に、タニシの卵がびっしり。

       
       デッキでパノラマを楽しむ。           羊蹄山  ↑  (羊の蹄の形)

      
       少人数のクルーズ。   川辺に自生する竹は形がユニーク。

      
                               西洋人の顔  ↑

      
       九馬画山 壁面に9頭の馬が浮かぶ・・・ って言うけどワカラン。

      
      
       サントリーウーロン茶のCMが撮影された付近。

      
       終点で下船した町、陽朔の民芸品屋の店先で刺繍をしていた少女。

             20元紙幣の裏は [漓江]
     

      ベトナムのハロン湾に行ったとき 「海の桂林」 だと言われました。
      
     
           漓江下りは、遊覧船の甲板から水墨画を見ているような風景を
      思う存分堪能し、昼食は船の中でバイキング。
      終点の陽朔に着いたのは2時ごろでした。
      
      
           さしずめ桂林は 「陸のハロン湾」 でしょうかね。
      

                                     7月15日     無事帰国


桂林(中国) 2

2012-07-17 12:48:58 | 

7月13日龍勝(りゅうしょう)へ行きました
      桂林から車で2時間半の山岳民族が暮らす自治県で、
      山間に広がる 棚田 で有名なところです。
      
      棚田は6月の田に水を張った頃、10月の稲が黄金色に染まった頃が
      一番見ごたえがあるそうです。
     
       
       ゆらゆら吊り橋が生活道路        棚田頂上までチワン族の有料かごで
                                登ることもできる。

        
       ヤオ族の刺繍の工芸品。 女性の髪の毛は世界一長い。18歳で1度だけ
       髪を切る、川の水だけで髪を洗うため高齢でも黒々、つやつや。

      
       ミャオ、ヤオ、トン、チワンなどの民族が暮らしています。

      
       標高300~1000mの山斜面に作られた棚田。水田1枚の面積が狭い。
       元代から清代に約700年かけて開墾したという。

      
       
      
       頂上からは棚田全体がよく見渡せる。  民族衣装のチワン族の娘さん。

       
       龍勝名物 竹筒飯               5日間 12人をガイドしてくれた
       竹筒にもち米を詰め火であぶった     白(ハク) 羽 さん   
       香ばしいご飯。
       

      中国は今、夏休みなのでしょう、どこへいっても子供の団体が多くて、大人も
      傍若無人なら、子供も負けてはいない。お行儀は習ってないの?   

      現地ガイドの白(はく)さんは別。ソフトタッチで誠実、とても信頼できる優秀な
      ガイドさんでした。こよなく桂林を愛している桂林生まれの、桂林っ子。
      優しい目をしたイケメンでした。 トイレはちょっと困ったところもあったけど、
      一行12人は白さんに免じて すべて「1000点!」 だといっていました。


桂林(中国) 1

2012-07-16 17:50:42 | 

7月11日~15日 中国の桂林へ行ってきました。

      中国の南、広州から飛行機で1時間の観光都市で、カルスト地形の
      桂林市。3億年以上かけて雨や地下水などで作られた奇異な岩山が
      連なり、中心を 漓江 が流れています。
      桂林の名は、街に金木犀(桂樹)が多いことから付けられました。
   7月12日 (ブログ3歳の誕生日)
      
       七星公園のラクダ山と呼ばれる岩山。
       公園内にはパンダを飼育する動物園(3匹いる)もありますが、
       中国では、それほど興味を持たれていないらしい。
       日本の赤ちゃんパンダは 昨日死んだんですってね。
                                                                                     
      畳彩山・明月峰   
      
      漓江 の畔にあり、山の南側から階段を登れば山頂にたどり着きます。
     
       
      山腹の洞窟には80体の仏像が彫りこまれている。    山頂で眺める人々 

      
       山頂からの桂林市内の風景はすばらしい。

      ナイトクルーズ
      
       4つの湖を船で遊覧する「両江四湖」は世界中の橋を模した19の橋や
       金閣寺、銀閣寺(?)・・・だという塔 ↑ などがライトアップされます。
       テーマパークのようで、趣に欠けるな~     

      
       出発前に桂林の天気予報を検索したら、全日「雨」でした。
       がっかりしながらも雨の用意ばかりしていきましたが、
       まずこの日一日 曇りで助かりました。

                                 

                    つたない私のブログ、今日で3年経ちました。
          何事かを続けるのに 「3日、3ヶ月、3年」 と言いますが、
          内容はさておき、3年継続できたのは、うれしいかぎりです。
         
          手ほどきをして下さったF先生、本当に感謝しています。
          ブログを作る楽しみで、はりあいのある毎日を生きています。

                         


箱根湿生花園(神奈川県)

2012-07-05 15:11:44 | 

7月3日箱根湿生花園へ行きました。

      9時開園時に到着しました。 入園料 シニアは600円
      
      ボランティアガイドが園内を案内してくれるという お知らせを見つけました。
      1名から受付け、ガイド料無料、 時間はいつからでも、1~2時間はOK。
      そんなうれしい、好都合な、ラッキーなことがあるんですね~。
      庄司さんという中年のきれいな方が一緒に歩いてくださいました。

      
       箱根湿生花園入口

      
       皇族方もご来園されています。

      
      湿生花園の一番奥、仙石原に面したところが 仙石原植生復元区です。
      箱根の湿原は自然状態では末期のため、その復元実験をしているそうです。

  箱根湿生花園  
        
  
      箱根湿生花園は、日本で初めての湿原植物園として、昭和51年に誕生
      しました。季節ごとの花は勿論、うぐいすも囀ってすばらしい環境でした。
      山野草、高山植物ファンには、答えられませんね。

      お手入れのご苦労話をお聞きしました。冬の間(休園中)は開園中よりも
      仕事が沢山あって、忙しいのだとか。ご苦労様です。
      
            私たちは、御殿場のお墓詣りをして箱根で1泊し、山や美術館など歩いています。
      湿生花園へは 何度も行きましたが、今回ほど充実した散策はなかったです。
      庄司さん、有難うございました。またお邪魔しますね。

            

      


河口湖・ハーブフェスティバル(山梨県)

2012-07-04 13:22:17 | 

7月2日河口湖へ行ってきました。
      河口湖では毎年この時期 「ハーブフェスティバル」 が
      開かれます。富士山の山開きも済んだことだし、あわよくば
      ラベンダーと富士山の姿が見られるかも・・・と出かけました。

      
       主な会場の1つ、河口湖南岸にある八木崎公園のラベンダー畑。
       8万株あるそうですが、早咲きラベンダーが今見ごろ。入園無料、P無料
 
      
       河口湖畔北側にある 大石公園 のラベンダー畑。
       12時ごろ厚い雲の切れ間から富士山が顔を見せてくれた。
       
       
      大石公園のラベンダー            花のナイアガラ   ベコニア1200鉢 
    
      大石公園には 2万5000株のラベンダーが植えられていて、7月初めが見ごろ。
      ここからは富士山がよく見え、開放感のある場所で、ゆったりした気分で
      鑑賞できます が、感動は今一つ。

                                 
 
       西湖の西北に 「西湖いやしの里 根場(ねんば)」 という所があります。
       
       
      
      ここはかって日本一美しい「かぶと造り」の茅葺き集落だったそうです。
      台風災害で集落がほとんど消滅したあと、40数年かけて茅葺屋根群を
      甦らせ、富士山の景色とともに21世紀の茅葺の里、“いやしの里”として
      よみがえったところです。     入場料 350円  
      
      西湖は河口湖ほど俗化してなくて、静かなところでした。
            根場からの富士山は見られませんでしたが、お蕎麦はおいしかったし、
      気分は充分いやされました。
      
                              この夜は   強羅に泊まりました。