2018年1月27日(土) 東京博物館の今年最初の企画展は
「仁和寺と御室派のみほとけ」展で始まりました。
仁和寺は、仁和4年(888)に宇多天皇が完成させられ、天皇家の方々が
代々の門跡を勤められてきたお寺です。
仁和は、「いつくしみ、なごむ」と言う意味で、名の通り、そんな世の中であって
ほしいという願いのもとで名づけられた元号を、お寺にも名付けたと聞きました。
約70体の国宝、重文の御仏は、現地でもなかなか見られないのに
今回の展覧会は観音堂の解体修理を機としたものだそうです。
トーハク平成館の賑わい
仁和寺観音堂の内観。 非公開の堂内を今回は写真・可 で拝見できました。
全33体の安置仏の中に、風神(上)、雷神(下)も見られました。
壁画を高精細画像で再現した廊下
「アラビアの道―サウジアラビア王国の至宝」展が 表慶館 でありました。
トーハク正門を入ってすぐ左に、表慶館があります。
明治42年に大正天皇のご成婚を記念して造られたものです。
特別展等によっては、開館するするところで、内観も凝った意匠で
重要文化財に指定されています。
アラビヤ博も面白かったけど、入ったことのなかった表慶館に
入ることが出来て、良かった~。
2018年1月25日上野の国立西洋美術館での 「北斎とジャポニスム」展へ
行ってきました。10月21日から1月28日までの会期が、迫ってきました。
北斎作品と西洋の作品を対比させながら、「ジャポニスム」と言う現象を
見せていただく展覧会です。
北斎の影響は、モネ、ドガ、セザンヌ・・・を初めとして、絵画、版画、彫刻
ポスター…等々に及び、国内外から集まった220点の名作が展示されて
いました。
展示の方法があか抜けていて、部屋ごとに壁の色が違っていて、対比する
作品がなるほど・・・と見比べられる位置に飾ってあります。
ただ、浮世絵は小さいし、人が多いので、良く見えなくて、スルーするしか
ない所も、多多ありました。
北斎漫画の力士 と ドガのバレーリーナ 後ろ姿が新鮮だったの?
展示室入口前のホールで。 ここまでは写真OKでした。
ここからの写真はNHKテレビより
葛飾北斎(1760~1849)
ライフが選んだ「この1000年で、最も偉大な業績を残した世界の100人」に日本人で
ただ1人選ばれた北斎。 19世紀後半、西洋でまきおこった「ジャポニスム」で、
最も人気を博したのは 北斎でした。
海外では“the Great Wave”と、よばれる
絵画ばかりでなく、彫刻にも。 カミーユ・クローデルの「波」
富嶽36景東海道程ヶ谷 モネ “陽をあびるポプラ並木”
北斎漫画(部分) メアリー・カサット“青い肘掛椅子に座る少女”
北斎“富嶽36景 片倉茶園の不二” セザンヌ“サント・ヴィクトワール山”
北斎漫画の部分 エミール・ガレ ガラスの器
東京にも大雪が降って、3日目だけど、寒くてとけそうにない西美の庭
9時30分のオープンに合わせて、ラッシュにもめげず駆けつけましたが
切符売り場はもう20mほどの行列。3~4日前に30万人の入場者が
あったという人気の企画展ですから すごいヮ。
2日後の土曜日、トーハク平成館の「仁和寺」を見るために前を通って
ビックリ! 9:20分なのに角を曲がって、科学館近くまで列、列、列。
「西洋と北斎の夢の共演」は、館長の馬淵明子さんの夢だったそうですから
大成功に終わって(今日が最終日)本当におめでたいことでした。
2018年1月14日鎌倉へ山歩きに行ってきました。
鎌倉は、三方を低い山に囲まれた 敵の侵入が限られる地形を持つ
「武士の都」です。
ハイキングコースも沢山あり、自然を満喫できます。
都心から約1時間で行け、3時間足らずで歩ける鎌倉アルプス(天園
ハイキングコース)を歩きました。
北鎌倉駅⇒建長寺⇒半僧坊⇒⇒大平山、天園⇒瑞泉寺⇒鎌倉宮・・・鎌倉駅
北鎌倉駅から歩いて15分。鎌倉5山の第1位の格式。ここを通り抜けるのに
拝観料500円が必要で、なんだか合点がいかない。
柏槇(びゃくしん) 高さ13m、樹齢760年、周囲6.5m こんな木が何本もあって、
並木になっている
建長寺の奥座敷、 半僧坊です。いよいよ山道へ入ります。
半僧坊の展望台からの富士の眺め。 左側に 相模湾が開けていました。
コースの中ほどに岩をくり抜いた祠が続いています。
山裾へ下りたところにあった地図
瑞泉寺の本堂。「花の寺」として有名ですが今は水仙のみの枯れたお庭
夢想国師が造った 裏山の岩盤を削って手がけた 石の庭園
標高200mに満たない低い山々ですが、「富士山や相模湾をみわたすことが
できる眺望」「しっかりと自然を満喫できる登山道」に恵まれて、鎌倉アルプスは
1年中、ハイカーを楽しませてくれるところです。
日曜のこの日も町中の混雑をよそに、ファミリー、カップル、グループ、一人、
など元気な人に会いました。
全部で4時間ほどの歩きでしたが、かなり疲れたので、せっかくの寺社観光は
又の機会に。
2017年1月3日上野でお正月を味わってきました。
「東博で初もうで」 お天気が良いので、今年も行ってきました。
正面大階段の今年の生け花は、「真正流 山根由美さん」
2階の特別1室には “犬とむかえる新年”
「朝顔狗子図」杉戸絵 円山応挙 (江戸時代)
平成館ラウンジで 「クラリネットコンサート」が聞けてラッキー
近くの西洋美術館へ行ってきました。
「ウオータールー橋」 (ロンドン) クロード・モネ
「羊の剪毛」 ジョバンニ・セガンティーニ
「あひるの子」 ジョン・エヴァリット・ミレイ 「海辺に立つブルターニュの少女たち」
ポール・ゴーガン
誰もが知っているモネやルノアール、セザンヌ。ピカソやゴッホなどの絵画が
美術館の常設展で鑑賞できます。特に西洋美術館は、世界文化遺産の
中で、ゆっくり、静かに鑑賞できますので、贅沢です。シニアは無料ですよ。
2018-1月2日
1月2日は、皇居の一般参賀が行われました。
天皇陛下の御退位が決まったので、私達も「もう、今しかない」と
11:50 (3回目のお出まし)を目がけて、家を8:50 に出ました。
東京駅からよりも、地下鉄・桜田門駅からの方が便利だとの情報を得たので
桜田門駅へ行きましたが、これがつまずきのモト。皇居へ入る前にトイレ
を済ませなくてはいけません。トイレ行列がエンエンと続き、1時間かかりました。
皇居前広場で、「持ち物検査」「ボディチェック」を通り抜けるのに約1時間。
やっと、二重橋に向かう流れのなかに入って、いつもは入れないところを歩きました。
正門を通って、正門鉄橋へのゆるい登り坂道
皇居正門(二重橋)から見る東京大手町。 奥、石で造られた「正門石橋」と手前が
鉄でつくられた「正門鉄橋」です。 立ち止まってはイケマセン。
皇居前広場⇒正面外石橋⇒正門⇒正門内鉄橋⇒中門⇒宮殿東庭⇒
宮殿(長和殿)と、いうルートをたどります。
長和殿にやってきました。 ここで30分ほど待ちました。
天皇陛下は、5回お立ち台に立たれますが、3,4,5回目は秋篠宮ご夫妻と眞子さまが
加わられます。眞子さま人気が沸騰したためか人出の多いこと、多いこと。
3回目の11:50分になりました。何も見えません。
天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下、眞子さま が
多分並んでお手を振っていらっしゃるんでしょうけど、全く見えません。
天皇陛下は、「本年が、少しでも多くの人にとり、穏やかで心豊かな年になるよう
願っております。年の初めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。」
静まり返った宮殿広場でマイク越しの陛下のお言葉がよく聞こえました。
常日頃国民を思って下さる陛下のお言葉が心にしみて、お姿は後でテレビで
拝見すればいいと思いました。
12万6000人が参賀に訪れたそうです。お天気も最高でした。
2018年1月1日御年賀と高尾山歩き
今年の年賀の御挨拶です。どうぞ良いお年でありますように。
元日の朝遅く、高尾山へ初詣に行ってきました。暖かく、風なし。
3月の陽気だそうで、薬王院までは大勢の参拝客でした。
頂上からの富士山は左肩に雲を乗せて、全体にぼやけていました。
今年もよろしくお願いします。