2020年6月19日西洋美術館のコロナ閉鎖がとけて、「ナショナルギャラリー展」が
やっと見られるようになりました。前売り券をもっている人は優先で
6月18日から3日間入場できるそうで、2日目に出かけました。
10時に着いたのに長い行列。入場制限のための時間指定券をもらう列でした。
4~50分列にいたが、時間が午後1時ごろ、と聞いて、しびれをきらしました。
国立博物館 へ やってきました。ここも1階だけの開催です。
重文 文殊菩薩騎獅像 奈良興福寺伝来
「富士」 横山大観
「森の仙人」 平櫛田中 木造 大正6年
インドの聖者が「森の書」を熟読する姿をあらわしているのだそうです。
平櫛田中の美術館、お住まいは、私宅から歩ける範囲にありますので、
親しみ深く感じています。
国立近代美術館 へ 行きました。3日前に来ましたが今度は常設展へ。
4階に「眺めの良い部屋」があります。皇居が眺められて、ちょっと
一休みできる素敵なスポットです。
左:「浴女」小倉遊亀
作者の関心は、タイル張りの湯船に温泉がゆらめいて、縦横の格子
模様がユラユラとひしゃげる様子にあったのだ、、、そう。
右:「第22回アンデパンダン展」に参加する芸術たちを導く自由の女神」
アンリ・ルソー 日本国内でもルソーの絵は少ないので、この
美術館で見られるのは、うれしい。
左:荻原守衛(碌山)「女」 絶作 30歳で帰らぬ人
モデルは別にいたが、その姿は相馬黒光を思わせるといわれる。
新宿中村屋の女主人・相馬黒光(1876~1955)をひそかに慕っていた
と、伝えられています。 私は、中村屋の地下でカレーを食べ、
3かいの美術館を回ってみるのが新宿の楽しみです。
右:モジュロール
ル・コルビジェの造語で、建築の寸法を決める際に人体のサイズを
基準とするルール。天井の高さは身長183センチという人体(西洋男性)
を標準とし、その手を伸ばした高さ(226センチ)に設定された。
基準の人形。