オルゴール胸に沁みくる夜の秋
秋の気配が漂う涼しい夏の夜は オルゴールの音も胸に沁みてくる
季語:夜の秋(晩夏)
※俳句歳時記:古くは秋の夜と同じ意味であったが、近代以降、夏の季語として使われるようになった。
晩夏になると夜はすでに秋の気配が漂うことを言う。→秋の夜(秋)
去年、母の句を整理していて「夜の秋」とは?、母が(秋の夜)と間違えたのだろうか?などど思って、とりあえず秋の句の中へ入れていました。
しかし俳句を習いはじめて、これは夏の季語で、俳句にはこの微細な季節の言葉(季語)あり、
秋には「涼しい」「寂しい」とか、「実り」などといった情景があって、そんな秋のような気配を感じ始めた…夏の夜を「夜の秋」と詠むことを知りました。
母が聞いていたオルゴールの曲は分かりません。(YouTube検索してみました。)
もしかするとこんな曲だったのでしょうか?
ノクターン ショパン ※オルゴール専門店オルゴール屋&伊豆オルゴール館
「悲愴」とか「ラ・カンパネラ」なども考えられます。
それとも、誰でも知っているような「エリーゼのために」だったのかもしれません?。
「ノクターン第20番(ショパン遺作)」はオルゴールで聞くと、沁みるというか…涙が溢れそうです。
何年か前、孫娘の誕生日祝いに自由が丘のオルゴール屋さんへ行って、あれこれ探したのを思い出しました。
あの時、「流行り廃りの無いクラシックがいい」と言った私の意見を聞かず、夫が「拝啓十五の君へ」を選んだのでした。
もう、18歳になったはまだ聞いてくれているでしょうか?
おととしの夏から母の俳句をブログに載せはじめ、これで48句目です。「伊代の俳句」
きっかけとなった母の句碑(2019年9月20日ブログ)
今日は彼岸の入り・・・母の句をやっと、やっと…解読する。 - 気がつけば思い出Ⅱ
今日はお彼岸の入り。母が生前菩提寺に建てた句碑を解読本を購入したり、解読アプリをダウンロードしてみたりして、何とか読もうとして約一カ月。やっ...
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その母の句もだんだんと残り少なくなってきました。(一抹の寂しさがあります・・・)
繋いでいけるようにと思ってはじめた俳句「喜代の俳句」を頑張るしかなさそうです。