ルノアール？

今日は買い物がてら実家に行きました。

そしたら母が 玄関に飾った絵を見せて
「これ良いでしょう。綺麗で気に入ったから買ったんだよ。」

作家は誰かと聞いたら、なんとルノアール。
勿論本物じゃなく複製画。写真の上から油絵の具で書き足して、ぱっと見高級感があります。
そんなのが額付きで9千円！

母も考えていて、有名な絵だと偽物とすぐわかるので、ルノアールのマイナーな絵のにしたらしい。

実家の父母は絵を描いている知人が多く、母の二人の弟、私から見ると叔父さんも一人はデザイン関係の仕事をやっていたし、もう一人は有名な展覧会で何度も入選している画家です。母も昔は趣味でパステル画を書いていました。ですから実家には至るところに知人や叔父さんの絵が飾ってあります。

「でも無名の人の絵を適当に飾るより、有名な絵をドーンと飾る方が良いかなと最近思うようになっただよ。」と言う母。

…かと言って本物の高価な絵を買うつもりは全く無いようで(笑)。
9千円の複製画を見てニコニコしてる83歳の母は可愛いです。

それでもがめつい母は
「これを鑑定団に出したらいくらつくかね？」
そりゃ9千円でしょ！
いやいや千円位だったりして(笑)。