門松最盛期 2022

今、当店の工場に行くとそこら中竹だらけ。門松製作の最盛期です。

2.1mの大きいの。これはほとんど神社に行きます。

1.8mのは神社や旅館などへ

1.5mのは神社、店舗など。1番注文が多いです。この大きさまではいぐさ縄で当店オリジナルのくるくる縛り。

1.2mは小さな神社や個人の店舗などへ。私が黒縄で梅の花結びします。

60センチや90センチの小さなのもあります。これも私が縛りますが、小さいほどやりにくいんですよ。だからあえて割高です。

他にも2.4m、3m、3.3mの長尺物もあります。

ダンナが竹を切断し、長男が先付けといぐさ縄縛り、次男が仮締めと袴作り、毎年手伝ってくれる義兄さんが袴作り、88歳の叔父さんがいぐさ縄縛り、私が黒縄縛りと完璧に家内工業。以前は従業員さんも何人かいたのですが、今は少人数で何とか回しています。お陰で毎日残業。でも今年はスタートが早かったので、去年の様に夜9時、10時まで残業って事が無いだけマシです。

特注品の寸胴切り。昔はほとんどこの寸胴切りだったようです。斜めに切る「そぎ」は家康が始めたんだとか。

門松の合間に私は巨大なひしゃく置きを作りました。これも毎年注文があります。

叔父さんは初釜の簀子を作りました。

もう、手がガサガサ。縄に油分を吸い取られる。息子や叔父さんは軍手をはめて縛りますが、私は素手じゃないとしっかりと縛れないんだな。毎晩寝る前にハンドクリーム塗りたくってます。

引き取りのピークは24,25日。クリスマスは鶏ももは食べたいなあー。焼く暇あるかな？

あと10日頑張って仕事します。