タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

お山通い~6

2024-05-12 07:21:34 | タカの渡り
    

長年愛用してきたキャノン砲が壊れてしまいました。そのため同じキャノン砲を持っている友だちから借りて、昨日もお山に登りました。

これが借用キャノン砲の最初の1枚です。このカメラを持って、、、、、

    

いつもの道を登って行きます。途中の鉄塔。この近くではいつもキビタキがさえずっているのですが、昨日はあの声が聞こえませんでした。

    

写真では分かりませんが、ここは急登です。でも、道は荒れていません。

この山に通い始めてかなりの時間が過ぎましたが、登山道が荒れて石ころ道ゴロゴロになったり、掘割道になって歩き難くなることはありません。タカ長の気づかないところで整備されている人がおられるのでしょうが、とにかく、路面が荒れて歩き難くならないことはとても有難いことです。

    

源氏大休の檀を過ぎて山頂を目指します。前日より足が遅い感じでしたが、実際の所要時間はほとんど変わりませんでした。

    

    

観察地点に到着です。ほとんど曇り空、それよりも気になるのが風、スタート地点ではほとんど気づかなかった風がありました。タカがゆっくりと帆翔して高度を上げて行けるような状態ではありません。

    

期待できない天気でしたが、キャノン砲を使ってみたいので、とにかく、飛ぶものは何でも撮ってやろうと思って、この岩のところで空を注目していました。

でも、ほとんど飛びませんでした。

    

    

最初に飛んでくれたのはこの鳥。ウだと思います。

これがツルなら絵になるのですが、、、、、、、。

    

次はこれ。ハヤブサが風上に向かってゆっくりと飛びました。スローなので撮るには簡単ですが、このアングルでは絵になりません。

    

次はトビ。これも渡りとは逆方向に飛んで行きました。

同じキャノン砲ですが、型式が違うので感覚的には微妙に違います。思い通ファインダーにゲット出来ません。もっともっと練習しないとだめですが、昨日は練習できるほど飛んでくれませんでした。

鳥が飛ばなくて、ヒマなので、、、、、

    

山陽自動車を撮ってみたり、、、、、

    

    

広島港にやって来た船や、タカ長の町の沖に錨を下ろしている船を撮ったり、、、、、、

    

あまんじゃく伝説で知られる、地元では有名な津久根島を撮ったりしながら、何か飛ぶのを待っていました。

有難かったのは、週末のためか登山者が何名か来られたこと。山談議などしていれば退屈することはありませんでした。

そろそろ昼食、と考えていたら、、、、、、、

      

誰とは言いませんが、赤い帽子をかぶった変な男とが登ってきました。

これだぁ、この男が来たから飛ばないのだ、と言ったら「最初から飛んでいないのでしょう」と言われてしまいました。

赤帽さんはドジをして足を骨折しました。褒められたことではありませんが、そのあとの、カムバックに向けての努力には敬服しています。そのようなことを本人の目の前で話しながらランチタイムを楽しみました。

このお山に通うことがキツク感じるようになったタカ長ですが、赤帽さんを見ているとまだまだ5年くらいは大丈夫だと言う気がしてきます。気持ちだけ切れなければ、山はいつまでも登れるような気がしてきます。

赤帽さんの悪口を言った手前、とりあえず今シーズンをあと1回で止めてはいけないような気がしてきました。タカが飛ぶとか飛ばないとかガタガタ言って、お山通いをあと1回で止めてはいけないような気がしてきました。

クソォ、赤帽、いらんことをするのぉ。

と悪口を言いながらもう少し頑張ることにしようかなぁ。赤帽さん、いい見本を有難う。私たちは貴方の後ろ姿を見ながら頑張るので、、、、、、

赤帽さんもへこたれないでガンバレよぉ

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4 コメント

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こんばんは☆ (ベル)
2024-05-12 18:07:29
フフッ( ̄ー ̄)ニヤリ
頑張りましょう、私のお友達もひょんなことで、
カワセミ撮りさんになり、十年余り頑張って来ました。
幾つもの癌が見つかりましたが、いろんな障害にも負けず、
電動車椅子でカワセミ撮りを続けています。
ベルさんもそう有りたいと思ってますV(^0^)
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ベルさんへ (タカ長)
2024-05-12 19:46:05
いい話ですね。タカ長も頑張ります。

その逆の話ですが、定点観察をマジメにしていたころ、いかにもすることが無さそうで、軽自動車を半日かけてワックスがけしている人がいました。
このような世界もあると渡り観察に誘いましたが反応なし。
このような人は結局何もできないのでしょう。

お山でハチクマを待っているときに通りかかる登山者も、ほとんどに人がタカ長を見ても反応しません。タカ長なら「何をされているのですか」と聞いてみるのですが、、、、、、。

歳をとっても、色々なことに反応できる柔らかい脳ミソを持ち続けたいと思っています。
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お邪魔しましたね! (「赤帽さん」です)
2024-05-13 08:51:27
変な男が一人でひょっこり現れて、お邪魔したようですね。でもこのことはこれと異なって自然の現象だったのですよね。
嫌わないでね。当方も貴殿にご教示を頂いて、何度かこの時期に岩場へと向かっていますが、初回の時に数羽の「ハチクマ」を観たことがある程度で、以後はなかなか出会っていませんよ。やはり変な男は嫌われているのでしょうか。また次年度再挑戦してみたいですね。
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赤帽さんへ (タカ長)
2024-05-13 10:29:30
お疲れさまでした。
現場ではいろいろ勝手なことを言いましたが、本当はタカの渡りのことは何年見ても分からないのです。
どこかの大学に「ハチクマ心理学」の講座があれば勉強に行きたいところですが、そのような講座はありません。
ハチクマの渡りを読むのは女房殿の気持ちを読むより難しいですが、それだけに当たった時の感動は口では言えないほどです。
来年もぜひお出かけ下さい。タカ長も頑張って、来年も連チャン出来るようにします。

来年一度当てたら、今まで悪口を言われていた人が「神様」にされますよ。渡り観察ってそんなものです。
来年は「赤帽の神」になってくださいね。

とにかく、継続で来るようお互い頑張りましょう。ブログで赤帽さんの行動を背後から見ていますから、良い見本を見せてくださいね。
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