今年のクリスマスを振り返り、主への感謝をささげます。
24日は、東村山教会前でキャロリング。
その後、東京教会へ。
東村山駅付近で電車の脱線事故の情報が入るも、みなさんの連携と迅速な対応で、ほぼ時間通りに東京教会に到着。
礼拝前の聖歌隊のリハーサルの様子。
集まった方々と幸いな礼拝のひとときを過ごしました。
説教は、マタイの福音書1:18-25より、「神は私たちとともにおられる」と題して語りました。
救い主イエスのご降誕に、神の救いと臨在の約束の確かさを確認しました。
礼拝後の歓談の時間にも、多くの方々がゆっくりしていらっしゃいました。
この日、私も久しぶりに会う方々もいて、うれしく思いました。
さて最後に、アドベント-クリスマス期間の礼拝説教のあらすじです。
(ルカの福音書1:1-2:20)
この福音書の著者ルカは、綿密な調査を経て、キリストの福音が正確な事実であるとテオピロに知らせている(1:1-4)。そして、先駆者となるヨハネと御子イエスの誕生を並行して紹介している。神は、不妊で子供のいなかった老夫婦ザカリヤとエリサベツに子どもを授けた(1:5-25)。その6ヵ月目には、ダビデの家系のヨセフの婚約者マリヤへの受胎告知(1:26-38)。老齢の不妊の女性が子供を授かり、処女が聖霊により妊娠するという、当事者や周囲の人々が当惑するような方法で、神は救いの計画を進めた。
偉大な神の御業は、初めの当惑からさらに讃美へと導く。マリヤとザカリヤの讃歌は、救いの御業に込められた、神のあわれみをたたえている。マリヤは、「主はそのあわれみをいつまでも忘れない」(1:54)と告げた。ザカリヤは、主の訪れとそれに先立つヨハネの働きを、「われらの神の深いあわれみによる」(1:78)と預言した。
その後、当時の世界情勢下、住民登録という政策のため、ヨセフと身重のマリヤはベツレヘムを訪れていた。それが実は神の備えであって、預言どおりキリストはダビデの町ベツレヘムで生まれた。救い主の誕生は、「すばらしい喜び」(2:10)の知らせとして天使から羊飼いに伝えられた。神のあわれみに満ちた救いは、それを聞く者にとって、大いなる喜びをもたらすものである。