AED!
2015-11-25 | 雑件
11月22日(日)、娘とプリキュアの映画を観にいこうと手をつないで歩いていると、途中にある停留所でバスが停止していた。
降車口が開かれ、その付近に6~7人が立っており車内を心配そうに覗いている。
「どうしたんだろうね?」
と娘と話しながら通り過ぎようとすると、車内から叫ぶ声がきこえた。
「もしもし!わかりますか?もしもし!きこえますか?」
尋常ではない事態を察知してバスに近づくと、更に男性が
「どなたかAEDを探してもってきてください!」
と叫ぶ。
見ると女性が仰向けの姿勢で倒れていて、男性一人が救護にあたっていた。
「どうされました!」
と声をかけると
「意識がありませんが呼吸はあるようです。ですが呼吸も脈も弱い感じなのでAEDの用意だけしておいたほうがいいと思って」
と言われた。
周りをみてもAEDを探しに走った人がいないようなので
「探してきます!」
と言って娘を抱っこして走りだした。
走りだしたはいいが、はて、どこにある!?
慌てていたため「とりあえず人が多く集まりそうな場所に設置していないだろうか」としか考えられず、近所のスーパーに駆け込んだ。
「すみません!こちらにAEDは設置していませんか?」と聞くとベテランらしき年配の店員さんがすぐに出てきてくれた。事情を説明すると
「ごめんなさい、うちにはおいていないんです。でも銀行にあるかも!」と言われた。
「そうだ銀行だ!」
言われてはじめて思い出せた。
「ありがとうございます!」
と告げ、また娘を抱えて約100メートルダッシュ。
銀行に入るとATM横にすぐに発見。
ケースをあけてAEDを取り出し、またダッシュしようとすると先ほどのスーパーの店員さんが追いかけてきてくれて
「娘さんは私が!」
と言ってくれた。すぐ向こうに見えるバスを指差して
「あそこですのでよろしくお願いします!先に行きます」
と言って娘をお願いして走った。
バスに着くと、通りかかった医師らしき方が診てくださっていた。
「うっすら汗をかいてますし低血糖かもしれませんね」
という話だけ聞くことができた。
どうやら先ほどよりは状態は落ち着いてきた模様。
救急車のサイレンも聞こえてきて、とりあえずは大丈夫そうだったので救護活動していた男性に挨拶をしてその場をあとにした。
また手をつないで歩きだすと、娘が心配そうな顔をしながら聞いてきた。
「パパ、あのひとしんじゃうの?」
「もうだいじょうぶだよ。みんながちからをあわせてたすけるためにがんばったんだよ。イロもおおきくなってこまっているひとをみかけたら、ちからをかしてあげられるひとになってね」
「うん!」
ビルや病院、公共機関や商業施設にはよく設置してあるのをみかけていましたが、銀行に設置してあることを咄嗟に思い出せませんでした。
これからさき街中でこのような場面に出くわした方、「銀行」も思い出してください。
ちなみにバス停前にあったコンビニにはありませんでした。
降車口が開かれ、その付近に6~7人が立っており車内を心配そうに覗いている。
「どうしたんだろうね?」
と娘と話しながら通り過ぎようとすると、車内から叫ぶ声がきこえた。
「もしもし!わかりますか?もしもし!きこえますか?」
尋常ではない事態を察知してバスに近づくと、更に男性が
「どなたかAEDを探してもってきてください!」
と叫ぶ。
見ると女性が仰向けの姿勢で倒れていて、男性一人が救護にあたっていた。
「どうされました!」
と声をかけると
「意識がありませんが呼吸はあるようです。ですが呼吸も脈も弱い感じなのでAEDの用意だけしておいたほうがいいと思って」
と言われた。
周りをみてもAEDを探しに走った人がいないようなので
「探してきます!」
と言って娘を抱っこして走りだした。
走りだしたはいいが、はて、どこにある!?
慌てていたため「とりあえず人が多く集まりそうな場所に設置していないだろうか」としか考えられず、近所のスーパーに駆け込んだ。
「すみません!こちらにAEDは設置していませんか?」と聞くとベテランらしき年配の店員さんがすぐに出てきてくれた。事情を説明すると
「ごめんなさい、うちにはおいていないんです。でも銀行にあるかも!」と言われた。
「そうだ銀行だ!」
言われてはじめて思い出せた。
「ありがとうございます!」
と告げ、また娘を抱えて約100メートルダッシュ。
銀行に入るとATM横にすぐに発見。
ケースをあけてAEDを取り出し、またダッシュしようとすると先ほどのスーパーの店員さんが追いかけてきてくれて
「娘さんは私が!」
と言ってくれた。すぐ向こうに見えるバスを指差して
「あそこですのでよろしくお願いします!先に行きます」
と言って娘をお願いして走った。
バスに着くと、通りかかった医師らしき方が診てくださっていた。
「うっすら汗をかいてますし低血糖かもしれませんね」
という話だけ聞くことができた。
どうやら先ほどよりは状態は落ち着いてきた模様。
救急車のサイレンも聞こえてきて、とりあえずは大丈夫そうだったので救護活動していた男性に挨拶をしてその場をあとにした。
また手をつないで歩きだすと、娘が心配そうな顔をしながら聞いてきた。
「パパ、あのひとしんじゃうの?」
「もうだいじょうぶだよ。みんながちからをあわせてたすけるためにがんばったんだよ。イロもおおきくなってこまっているひとをみかけたら、ちからをかしてあげられるひとになってね」
「うん!」
ビルや病院、公共機関や商業施設にはよく設置してあるのをみかけていましたが、銀行に設置してあることを咄嗟に思い出せませんでした。
これからさき街中でこのような場面に出くわした方、「銀行」も思い出してください。
ちなみにバス停前にあったコンビニにはありませんでした。