父からの手紙第10回です。
父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。
①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
②誤字、脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
③略字、当て字は「カタカナ」表記としました。
④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘ ’で囲みました。
1990年4月10日 父:77歳
‘前回(3月20日)の便り対して、おそらく電話で返事をした事に対する便り’
追信
三、四日続いた雨も上り、今日は快晴と成り、K子‘姪’も四日が入学式との事、T子‘義姉’と
二人で四日市の妹さん宅に遊びに出掛けました。明日妹さんの子供達と花と緑の博覧会に行く様な話でした。
春休みでも有り、大変な人出で疲れて帰って来る事と想はれます。
当地も丁度桜が満開ですので、例年の様な賑わいが予想されます。
先般、想付きのまゝ一寸御便り致しましたが、折角の御好意でも有り駅迄で迎えに出て下さる様なれば、
何日が宜敷しいか、どちらでもよろしく、未だ日が有りますが一寸御知らせ下さいませんか。
(私は、出来れば上旬と想って居りましたが、母さんが十五日過ぎが都合が良いと云いますので宜敷しく)
(迎えに出て下さるなら、豊橋発新横浜駅着の時間御通知致しますので、何日が宜敷しいか御願ひ致します)
SK‘父’
HM‘私’様
父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。
①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
②誤字、脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
③略字、当て字は「カタカナ」表記としました。
④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘ ’で囲みました。
1990年4月10日 父:77歳
‘前回(3月20日)の便り対して、おそらく電話で返事をした事に対する便り’
追信
三、四日続いた雨も上り、今日は快晴と成り、K子‘姪’も四日が入学式との事、T子‘義姉’と
二人で四日市の妹さん宅に遊びに出掛けました。明日妹さんの子供達と花と緑の博覧会に行く様な話でした。
春休みでも有り、大変な人出で疲れて帰って来る事と想はれます。
当地も丁度桜が満開ですので、例年の様な賑わいが予想されます。
先般、想付きのまゝ一寸御便り致しましたが、折角の御好意でも有り駅迄で迎えに出て下さる様なれば、
何日が宜敷しいか、どちらでもよろしく、未だ日が有りますが一寸御知らせ下さいませんか。
(私は、出来れば上旬と想って居りましたが、母さんが十五日過ぎが都合が良いと云いますので宜敷しく)
(迎えに出て下さるなら、豊橋発新横浜駅着の時間御通知致しますので、何日が宜敷しいか御願ひ致します)
SK‘父’
HM‘私’様