(川崎大師碑蹟めぐり:経蔵エリア2④いろは歌頌徳碑)
『今朝の天気』
(7:30頃)
今朝の温度(5:30) 室温 リビング:20.4、 洗面所:22.0、 湿度(リビング):19%
(昨日の外気温 東京、最高気温:23.7、最低気温:10.5
本日の予想気温 最高気温:17、最低気温:10)
川崎大師の碑蹟めぐり、経蔵エリアの続き(③~⑤)です。
③宝篋印塔
「宝篋印塔((ほうきょういんとう)」は、五輪塔などとともに墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種です。五輪塔が中央の塔身と呼ばれる部分が球形であるのに対して、宝篋印塔は四角形という大きな違いがあります。
川崎大師の宝篋印塔は、徳川将軍家の支族・田安家の祖・田安宗武(8代将軍徳川吉宗の次男・1716~1771)が42歳の厄除け祈願のために寄進した由緒あるものということです。
塔身には梵字が彫られており、42歳の厄除け祈願の年が丑年で、それを意味する梵字「タラーク」が彫られたと思われます。
④いろは歌頌徳(しょうとく)碑
(冒頭の写真)
弘法大師作といわれる「いろは歌47文字」が刻まれています。いろは歌は弘法大師作と伝わっていますが、あくまで伝承で真偽は不明です。仏教の教え、涅槃経(ねはんきょう)にある「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽」(諸行は無常であってこれは生滅の法である。この生と滅とを超えたところに、真の大楽がある)の教えを和訳した、仏教の教えを説く歌ともいわ れています。
(建碑は大正5年〈1916〉)
⑤木村新左衛門紀念碑
明治35年(1902)に建立された総欅造りの旧山門は、規模といい彫刻といい関東第一と称される荘厳なものであった。碑はその旧山門を建てた棟梁・木村新左衛門の偉業が刻まれている、ということです。(建碑は昭和5年〈1930〉)
なお、現山門は昭和53年に再建されたものです。
本日はここまでです。次回は経蔵エリアの⑥~⑧で、碑蹟めぐりの最後となります。
(本日コメント欄お休みをいただいております。)