hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

カラヴァッジョ展

2016-03-16 09:51:23 | 絵画鑑賞


 昨日は上野の国立西洋美術館の「カラヴァッジョ展」に行って来ました。

 昨日は主治医の定期検診を受けようと出かけたのですが、何と、臨休でした。という訳でどうしようと
思ったのですが、『そうだ!カラヴァッジョ展に行こう!』と私には珍しく即断即決で出かけてきました。

 近くの図書館でチラシを見て、「すげえ、迫力の絵だなあ!」と思っていて、Pさんの記事を読んで、
やはりこれは行かねば、行くなら花見時期前の空いた時に、今週中にはと思っていたので
ある意味、臨休はいいきっかけとなりました。



カラヴァッジョ、チラシとPさんの記事を読むまでは知らない画家でした。それとチラシの迫力ある絵は
一部を強調したもので、凄い絵ではありますが、そういったタイプの絵ではありませんでした。
 
 ゆったりと絵を楽しむ印象派の風景画を中心とした絵に対して、人物画を中心としたこの時代(バロック時代)の絵画、
じっくり鑑賞する絵画と言えそうです。
 明暗・陰影を見事に表現したカラヴァッジョの絵画、幸い、比較的空いていたので、じっくり鑑賞してきました。

 気になった、数点、ご紹介です。(以下、ファッションニュースHPより転載)







 カラヴァジェスキ(カラヴァッジョの画法を継承した画家の総称)の作品





 観ていて思ったのは、カラヴァッジョには少年の絵が比較的多いですね。カラヴァッジョにも「森蘭丸」がいたのでしょうか?
などと考えるのは、「ゲスの勘繰り」、最後に俗っぽい感想となりました。


ジャコバサボテンの花

2016-03-15 07:14:42 | MyGarden


 昨日はホワイトデーということで、妻へのお返しは、頂いたのと同じ、東京會舘のプチフールに
しました。ほとんどバレンタインデー(過去記事)の時と同じ物のですが、こちらの方が可愛い感じでしょうか?



 さて、一輪だけですが、季節外れのジャコバサボテンの花が咲きました。

 しかも、このジャコバサボテンの花は、買った時に咲いていた時以来、12年ぶりに咲きました。

 本来、この時期に葉を短く摘み取り、秋口には新芽を摘み取るなど世話をして、しかも日当たりの
いい場所に置くと、10月頃から花が咲くのですが、そんな世話もせず、しかも1年中室内に置いていて
観葉植物化していましたので、花が咲かないのが当たり前ですが、何やら主張したかったようです。

 これを機に、少しは世話しないといけないですね。






 

炎のコバケンのオルガン

2016-03-13 11:16:28 | 音楽鑑賞

(パンフ及びプログラムより転載)


 昨日は府中の森芸術劇場のコンサートに行って来ました。

 

 今回のコンサート、ブログのタイトルが難しかったですね。あのコバケンのサン・サーンスのオルガン、
これで十分なところに、堤剛と組んだ、ドヴォルザークのチェロコンチェルトがセットとなって
メインディッシュが二品の、超豪華コンサートとなりました。

 もう半年以上前、最近すっかりご無沙汰している府中の弓道場のある体育館内で、チラシを見て、
これは全く外せないと、久しぶりに有料コンサートでした。もっとも、A席で4,000円でしたから、
この組み合わせではいたって廉価と言える気がします。

 演奏の結果も大満足、双子の協奏曲かと思っている、バイオリン協奏曲とともに、ドヴォルザークの
醸し出す牧歌的な雰囲気たっぷりのチェロ協奏曲、コバケン&堤コンビが120%表現してくれました。

 あの先鋭的な旋律というか、リズム感が特徴のサン・サーンスの交響曲第3番、初めて聴いた時は
ビックリして、レコードをずいぶん聴きました。
 最近は聴いていなくて、マナ演奏で久しぶりに聴くことになりました。最後のオルガン協奏曲と
言える部分の盛り上がりは、コバケンのタクトで一層倍加された気がしました。

 それにしても、ちょっと不思議だったのが、オルガンの音です。置かれていたのはアップライトの普通の
オルガンに見えましたが、出てきた音は、パイプオルガンのあの重厚な音でした。電子オルガン?
 府中の森芸術劇場には3つのホールがあって、今回のコンサートは大ホールであるどりーむホールで行われ
ましたが、他にパイプオルガンが置かれたホールもあるようです。そのホールのパイプオルガンを離れた
ホールで遠隔演奏して、その音をスピーカー(ホールの両端に設置してありました)で出した、ということ?
、そんなこと出来るんですかね?

(プロフィール)

(パンフより)




 

書道・最近の作品(行書:嫡後嗣續・・・)

2016-03-12 11:00:10 | 書道
 行書による四体千字文の臨書、最近の作品の紹介です。

 (手本)


 (作品)


【意味】

 嫡後嗣續(ちゃくこうしぞく)ちゃくこうはしぞくし:長子は祖先を大切にして血統を継ぎ
 祭祀蒸甞(さいしじょうしょう)さいしはじょうしょうす:季節ごとに祖先の祭りを行い、その霊を慰めなければならない
                           (蒸は冬のこと、甞は秋のこと、なお春は礿、夏は禘)

 稽顙再拝(けいそうさいはい)けいそうさいはいし:頭を垂れて再拝し、祖先を崇め祭り(稽顙は頭を地につけて再拝すること)
 悚懼恐惶(しょうくきょうこう)しょうくきょうこうす:おそれかしこみ、丁寧に祭るべきである(悚懼も恐惶も「おそれる」こと)