たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!FF7リメイク絶賛プレイ中♪

レコーダー録画鑑賞「マクロスΔ」。

2017年01月04日 11時31分38秒 | TVアニメ鑑賞記録
 春アニメの感想をこんな年も明けた時期に書くとは(汗)。終わってすぐ書かなかったのが失敗。時間が経てば経つほどにこの作品は全体の印象が薄かったなと実感するので(自分のアホさによる記憶の薄れもありますが/汗)。

 マクロスと名前がつく割に、恋愛要素が薄かった(三角関係的な意味で)、人類の居住地開拓ではなく戦記ものになっていた、などなど。これまで自分が観てきたマクロス(シリーズ全部は観ていないです。プラスや2などOVA系未視聴)とは違う雰囲気が最初からありました。

 1話からぐいぐい引っ張られる感じでは無く初っ端から不安でしたが、10話のメッサーの死から戦争を描くのだなとはっきり認識し、そう観てきました。すると今度は、星の歌い手による全宇宙マインドコントロール大作戦というトンデモ暴挙が発動。最終的には意外にキレイに話が収まり(なんかイデオンもどきシーンもあったが)一時休戦となった訳ですが。

 今思うと、アイドルユニットのワルキューレは十分描けていたけれど(曲は昭和ぽくて好き。アルバム購入済)、マクロスΔというアニメとしては、どのキャラも強い存在感を放てていなかったように思います。時間経つと忘れてしまうような。ハヤテの天才気質は最後まで理解不能。ミラージュは真面目過ぎてもう一人の三角関係を担うには面白みが無さ過ぎました。メッサーだけはあの名セリフ(爆)でネタ化され人気に(?)

 美雲の不思議ちゃん設定、最終回まで観ると「ああ!」と納得出来ますが、歌うシーン以外の出番が少なく勿体無かったです。

 敵のウィンダミアもキャラ多過ぎ。まとまっているようで皆勝手な方向を向いており。その言動を把握するだけでも一苦労しました。結局美形だった、だけで終わったかも(汗)

 レディーMの正体も明かされないまま終わりましたね。劇場版が作られてきっとそこで説明してくれると期待しています。ワルキューレのライブも今後ありますし、新たな情報が出てくるのではと予想しています。

 少しずつ惜しいところがあった、シナリオで第10話以上のエピソードを終盤作れていれば盛り上がった、と工夫すれば今後更におもしろくなるはず!是非TVか劇場で続編を観たいです。
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CS配信観賞「うどんの国の金色毛鞠」。

2017年01月04日 10時57分29秒 | TVアニメ鑑賞記録
 制作現場のゴタゴタ記事をネットで目にする前に感想書けば良かった…。

 若干ばらかもんっぽいなーと思いつつ(汗)、キャスト陣が豪華だったので迷わず視聴開始。故郷でのモヤモヤな出来事が原因で帰省もせずにいた主人公の宗太が、実家で化け狸ポコと出会い、次第に変わっていくストーリーでした。

 実家へ戻り、死んだ父親の残したうどん店を復活させるのか、と思いきや、30歳にしてまだまだ自分の道を模索し続ける宗太の姿を、周囲のキャラクターと共に描くというところが大人向けだなと思いました。少年マンガ系だったら、急激な変化を求めるしその為に努力する姿を見せ続けますよね。ところが大人はそうはいかない。こじれた関係を自分が受け入れて良い方向へ持っていく為に、じっくり時間を掛けなければならない訳で。面倒くさいです、ほんと(身に覚えあり/汗)。

 良い話だな~とアニメに触発され原作コミックスを(もはや定番の)アニメ途中から購入し読み始めてから違和感が。特に最終回、ポコが宗太の前から姿を消したことはちょっとショックでした。原作では保育園に行ったり、民泊中の外国人と仲良くなったり、宗太とポコがいろいろな体験をしていくのに、それがもう今後出来ない終わりになってしまった…。アニメオリジナルの締めとしては謎解きもあり上手くまとまっていたように見えます。原作知らなかったら、普通に受け入れていたような気もしますが…。

 11話と最終回は原作の継ぎはぎもすごかった。確かに原作ファンの方には受け入れがたいと思います。

 元々日常ものは難しいですよね。特に大きなヤマ(事件)がないので。甘々もそうでしたし。原作付きのアニメが、決してネタあるから簡単に作れる訳ではないことを今作、そして今作をめぐる一連の騒動を通じて強く感じました。

 だから、原則原作読んだり見たりしないでアニメを観るよう心掛けている自分なのでした(故に我が家の原作本はアニメ終了以降の巻しかない=全て途中の巻から/爆)
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CS録画鑑賞「響け!ユーフォニアム 2」。

2017年01月04日 10時14分53秒 | TVアニメ鑑賞記録
 遅まきながらやっと観終えました。最後のユーフォ曲で映画のエンディングのように締めくくった心憎い演出が素晴らしかった。これは劇場版あるんじゃないかな(1期でも総集編あったので可能性大)。

 1期放映後、すぐに原作の2巻3巻を読んでいた為、ストーリーを把握しての2期。3巻までアニメ化するのかが最大の興味でしたが、やはりおしまいまできちんとやりましたね。1期が1巻だったこともあり、尺が心配でしたが2巻を
圧縮したり1話を1時間放映にしたりして上手く調節していたと思います。その代わり、2年生のエピソードはやや薄くなり勿体無かったとも。

 とこんな感じに常に原作を意識しながら観ていたせいか、1期ほどには刺激的な感覚は少なかったです。むしろどう表現されているのかが不安で、進んで観る気持ちになれなかったのが正直なところ(汗)。特に終盤のあすか先輩周りのゴタゴタ。うだうだ悩んでいたら、結局一番大事な10話を観逃すという大失敗をやらかして超凹みました(泣)。

 気を取り直し、11話から最終回まで視聴。全国大会はさらりと描き(1期で長尺の演奏シーンやった為2期はカットしたのかも?)、エピローグの3年生送別会で在校生がコンクールの自由曲をやる演奏シーンを丁寧に描く、うまい流れにもっていきましたね。3年生の演奏もありましたし、あの送別会は部活らしくてまさに青春!という感じ。

 自分にとってのユーフォアニメは、久美子が一番!でした。アニメキャラにしてはひとくくりで語れないあの性格。どちらかと言えばネガティヴで、姉や先輩に対し複雑な感情を抱えていた彼女の微妙な心の揺れ動きがひとつひとつ心の響きました。あの、家政婦が見た!的なポジション(巻き込まれ体質とも/爆)も楽しい。また黒沢ともよさんの、アニメキャラ風ではない演技もすごく合っていました。いい意味で生々しいところが特に。おそらく演じるのはかなり難しかったでしょう。

 常に孤高の天才を貫くあすか先輩の存在感も外せませんでした。寿さん、嫌われそうなギリギリの線であすか先輩を上手に演じて下さってありがとうございます!

 1期はメインの4人&あすか先輩しか覚えられなかったキャラクターも、原作を読むことで2期では多くのキャラクターに感情移入出来ました。原作がとても良かったからこそひとりひとりの個性を頭に焼き付けることが出来たのだと思います。特に2年生達は原作無かったら最後まで覚えなかったかもしれません(汗)。今は、みぞれ先輩が超絶可愛くて(爆)。久美子が一番なのですが、可愛いとはまた違う次元のお気に入りなので(おい)

 アニメでは久美子と秀一の仲は縮まりませんでしたが、出来れば原作の短編のように少しだけ距離の近くなった二人も見てみたいです(秀一、ちょっと頼りないけど良い子)。
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