劇場公開された当時から観たかった作品。当然ながら地元では上映しておらず、遠征時期とかみ合わないまま期間が終了してしまった残念な思い出が。もしかしたらCS有料で配信あるかもと待ち続けていたらAT-Xでオンエアがあり思わず歓喜しました。
これを観る前に、イヴの時間を視聴。同じ監督作品だと知りました。イヴとはパッと見の雰囲気が違うものの、話が進むにつれ確かに共通するものがありますね。
イヴでは人間とアンドロイドの境界線、パテマでは重力の方向=上下、を曖昧にすることで世界を形作るものとは何か、人間の認識=主観なのではないか?という語りかけをされたような気がします。
ラストの、実は上と下の世界は逆だったというどんでん返しは、薄々感じつつも映像の迫力もありとても驚きました。まさに観方でどうとでも変わる世界だったと。
ただ、パテマのストーリーはいろいろツッコミどころも多く、悪役側の権力者組織の全貌が見えないゆえのクライマックスの高揚感不足は痛かったですね。例えば、君の名は。のような熱い展開があったらおそらくこの作品も一般に注目されたかもしれません。基本はボーイミーツガールストーリーですし。
映像はとにかく素晴らしかった。というか、あの上下の違いが生む感覚差の描写は酔いそうなくらいに臨場感がありました。劇場で観たらおそらく真剣に3D酔いと同じ状態になっていたかも。
重力差カップルのエイジとパテマはこれからどんな人生を歩むのでしょうか。エピローグが無いのは本当に残念です。エイジの信彦君はキャラデザに合わせたような過剰になり過ぎない演技で良かった。
これを観る前に、イヴの時間を視聴。同じ監督作品だと知りました。イヴとはパッと見の雰囲気が違うものの、話が進むにつれ確かに共通するものがありますね。
イヴでは人間とアンドロイドの境界線、パテマでは重力の方向=上下、を曖昧にすることで世界を形作るものとは何か、人間の認識=主観なのではないか?という語りかけをされたような気がします。
ラストの、実は上と下の世界は逆だったというどんでん返しは、薄々感じつつも映像の迫力もありとても驚きました。まさに観方でどうとでも変わる世界だったと。
ただ、パテマのストーリーはいろいろツッコミどころも多く、悪役側の権力者組織の全貌が見えないゆえのクライマックスの高揚感不足は痛かったですね。例えば、君の名は。のような熱い展開があったらおそらくこの作品も一般に注目されたかもしれません。基本はボーイミーツガールストーリーですし。
映像はとにかく素晴らしかった。というか、あの上下の違いが生む感覚差の描写は酔いそうなくらいに臨場感がありました。劇場で観たらおそらく真剣に3D酔いと同じ状態になっていたかも。
重力差カップルのエイジとパテマはこれからどんな人生を歩むのでしょうか。エピローグが無いのは本当に残念です。エイジの信彦君はキャラデザに合わせたような過剰になり過ぎない演技で良かった。