
街なかで開かれていた青空市。
カッセル(Kassel)への週末旅行の記事です

デュッセルドルフからはICEで3時間ほどの移動です。

カッセル、ヴィルヘルムスヘーエ駅。
中央駅も存在するのですが、実質的にこちらがターミナル駅となっています。
鉄道、バス、トラムが発着します。
さて、トラムに乗ってグリム兄弟博物館に向かいます


カッセルは、グリム童話で知られるグリム兄弟が長らく居を構えていた街です。
第二次世界大戦の爆撃で古い街並みの大部分は失われてしまいましたが、
グリム兄弟が暮らしていた家は損壊をまぬがれ、現在博物館となっています。

博物館入口。
館内はカメラ撮影不可なので、写真はここまで。。
グリム兄弟は童話作家だったというわけではなく、当時の知識人であり、
ロマン主義の興隆を受けてゲルマン的源流を探る一環として古い民話、神話を収集したという側面があります。
展示品からは彼らの活動がうかがうことができ、とても興味深いです。


さらに市内のドクメンタ・ハレ(documenta-Halle)では、
『グリム兄弟探検展』(Expedition Grimm)と題された展覧会が開かれています。

こちらも会場内は写真撮影ができないので、外から一枚。
体験型の展示が多く、赤ずきんちゃんを元にしたゲーム(ホラー?)なんていうのもありました。
これこれ! "The Path" というPCゲームです。
(The Path:Wikipedia 項目より、概要参照。)
森の中で病気で寝たきりの祖母の元に、都会に住む母が6人の娘を使いに出すというゲーム。
母は娘を送り出す時に、「道草をしてはいけませんよ。」と言い聞かせて使いに出す。
祖母の家への道はまっすぐで子供でも迷うことはないが、
森の奥にはそれぞれの年頃の女の子が陥りやすい危険な誘惑(オオカミ)がいて、
好奇心に負けて、言いつけにそむいて道草をするのを待っているという設定になっている。
※ ちょっと怖いので、閲覧される際には一応注意なさってください。
次の記事では、カッセル近郊の町シュバルムシュタットでのお祭りをアップしますよ~
