先日ブログに写真をアップしたこちらをご紹介をします
夫の好きなものシリーズです。
彼はこんなものを見つけ、一目ぼれしてしまったようです
箱の写真を見ると何なのか一目瞭然。チーズを削る道具です。
薄く削ったチーズは、くしゅくしゅっとした形状になり、
削った状態でチーズコーナーにならんでいたりします。
スイスのテット・ド・モワンヌ(Tête de Moine)というセミハードタイプのチーズ。
スイスといっても、フランス国境に近い地域なので、フランス語の名前がつけられています。
夏に仕込みをして晩秋から市場に出まわるので、まさにこれからが食べごろですよ~
テット・ド・モワンヌという名前は、「修道士の頭」という意味で、一説では山岳地帯の修道院で作られていたことからこの名前がついたそうです。
パッケージに描かれた修道士のイラストのように、チーズも頭部のてっぺんを刈り上げたようなかたちをしています。
そう思うと、何だか可愛いですね。
切り分けて食べても良いのですが、削ると花びらのようでとても華やかになります
写真のようにチーズの中央を固定し、羽をまわして削っていきます。
削り器の「ジロール」は、フランス語のジロール茸からとっているそう。
日本ではアンズダケ、ドイツではプフェッファリンクと呼ばれ、美味しいキノコです
そう分かると、かたちがそっくりですね!
我が家のものはプラスチック製ですが、ステンレスや陶器などいろいろな素材で製造されているようです。
本来は風味、塩味の強いチーズなのですが、薄く削るとクリーミーでマイルドな味わいになります。
削りたてはしっとりとして風味が良く、軽く、ついつい調子よくつまんでしまいます
ブルゴーニュのワインともとても良く合いました
チーズを削るとき、押さえたりしてチーズ皮に手をふれてしまうと
かなり匂いがつくので、それだけ要注意でしょうか。
「お気に入り」というカテゴリーを新設しました。
お気に入りといっても、この記事の内容からも分かるように、
夫の好みが反映されたものを集めてみようかと考えています。
(夫の)お気に入り、という感じでしょうか。。
以前の記事、「渋可愛い」も、本カテゴリーに収めようと思います。