無名会1月2010年2月5日発行
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/72/d476a1c1e27e6c3ce3dfe473120ae678.jpg)
寒いですね。でも梅が春近しと、元気づけてくれますね。
二十韻 「つぶやきの」
天空につぶやきのあり冬木立 六魚
水輪引きゆく番い白鳥 直子
もう駄目と言いつつ通うふるさとに 祐
名物まんじゅう土産に持たす 明子
ウ
お月見のしきたりだけは姑がして 禎子
君住む街に赤とんぼ群れ 薫
酔うほどにメール恋しいぬくめ酒 直子
書棚の奥に隠すあぶな画 六魚
秘書運ぶどこから来たか紙袋 明子
災害用の佐久間ドロップ 祐
ナオ
空蝉の地震の後の十五年 薫
夏月照らす土をならして 禎子
修行僧自給自足をモットーに 直子
肌の匂える禁断の夢 六魚
囲われた振り袖若衆めろめろに 祐
木遣り音頭の声の透れる 明子
ナウ
海を埋め川をうがちて江戸幕府 禎子
影絵遊びに揺れる春灯 薫
花の窓SL好きが集いいて 直子
中洲界隈博多どんたく 禎子
2010年1月17日 関戸公民館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d7/abaa795d9527527c94e01902f7681292.jpg)
満開の紅梅。
あたりはにおいが立ち込めてうっとり~「ここは春~」。
二十韻「主張の一つ」 膝送り
黒着るは主張の一つ寒鴉 古谷禎子 晩冬 場
夕日輝く冬枯れの山 藤尾 薫 三冬 場
街なかのチンチン電車跳び乗りて おおた六魚 自
老舗珈琲店の常連 古賀直子 自
ウ
中国の青磁の壺に月写す 玉木 祐 三秋 場
行水名残余韻楽しむ 星 明子 仲秋 自他
髪といて艶な姿の紅葉酒 薫 晩秋 他
恋より仕事パリへ転勤 禎子 自
ぶちの猫塀にのっそり修道院 直子 場
運河を下る盗賊の群 六魚 他
ナオ
月涼しピーターパンを読み聞かせ 明子 三夏 自他
宙吊りのまま仮死の金蠅 祐 三夏 場
鈴を振る巫女の緋袴貴やかに 禎子 他
若者率い卑弥呼演ずる 薫 自他
掌をペタリと捺して安堵する 六魚 自他
飲みすぎたのが間違いのもと 直子 自
ナウ
踏んじゃった虎の尻尾と知りながら 祐 自
何を蒔くやら農夫畑打ち 明子 晩春 他
花盛り誰か吹いてるハーモニカ 薫 晩春 他
気取っていると何故か亀鳴く 執筆 三春 自
(いかがでしょうか?この巻では参考までに季節、自他場を入れてみました。)
起首 平成22年1月17日 於 関戸公民館
満尾 平成22年1月27日 (文韻)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/20/6a1f4ed73de218501a41ef8530ce5345.jpg)
ご近所の桜の木にキツツキのコゲラさんが一所懸命に木をつついていました。小さくて、働き者です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/72/d476a1c1e27e6c3ce3dfe473120ae678.jpg)
寒いですね。でも梅が春近しと、元気づけてくれますね。
二十韻 「つぶやきの」
天空につぶやきのあり冬木立 六魚
水輪引きゆく番い白鳥 直子
もう駄目と言いつつ通うふるさとに 祐
名物まんじゅう土産に持たす 明子
ウ
お月見のしきたりだけは姑がして 禎子
君住む街に赤とんぼ群れ 薫
酔うほどにメール恋しいぬくめ酒 直子
書棚の奥に隠すあぶな画 六魚
秘書運ぶどこから来たか紙袋 明子
災害用の佐久間ドロップ 祐
ナオ
空蝉の地震の後の十五年 薫
夏月照らす土をならして 禎子
修行僧自給自足をモットーに 直子
肌の匂える禁断の夢 六魚
囲われた振り袖若衆めろめろに 祐
木遣り音頭の声の透れる 明子
ナウ
海を埋め川をうがちて江戸幕府 禎子
影絵遊びに揺れる春灯 薫
花の窓SL好きが集いいて 直子
中洲界隈博多どんたく 禎子
2010年1月17日 関戸公民館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d7/abaa795d9527527c94e01902f7681292.jpg)
満開の紅梅。
あたりはにおいが立ち込めてうっとり~「ここは春~」。
二十韻「主張の一つ」 膝送り
黒着るは主張の一つ寒鴉 古谷禎子 晩冬 場
夕日輝く冬枯れの山 藤尾 薫 三冬 場
街なかのチンチン電車跳び乗りて おおた六魚 自
老舗珈琲店の常連 古賀直子 自
ウ
中国の青磁の壺に月写す 玉木 祐 三秋 場
行水名残余韻楽しむ 星 明子 仲秋 自他
髪といて艶な姿の紅葉酒 薫 晩秋 他
恋より仕事パリへ転勤 禎子 自
ぶちの猫塀にのっそり修道院 直子 場
運河を下る盗賊の群 六魚 他
ナオ
月涼しピーターパンを読み聞かせ 明子 三夏 自他
宙吊りのまま仮死の金蠅 祐 三夏 場
鈴を振る巫女の緋袴貴やかに 禎子 他
若者率い卑弥呼演ずる 薫 自他
掌をペタリと捺して安堵する 六魚 自他
飲みすぎたのが間違いのもと 直子 自
ナウ
踏んじゃった虎の尻尾と知りながら 祐 自
何を蒔くやら農夫畑打ち 明子 晩春 他
花盛り誰か吹いてるハーモニカ 薫 晩春 他
気取っていると何故か亀鳴く 執筆 三春 自
(いかがでしょうか?この巻では参考までに季節、自他場を入れてみました。)
起首 平成22年1月17日 於 関戸公民館
満尾 平成22年1月27日 (文韻)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/06/eab44676d7e7bbac76b013f9f3e0df0b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/20/6a1f4ed73de218501a41ef8530ce5345.jpg)
ご近所の桜の木にキツツキのコゲラさんが一所懸命に木をつついていました。小さくて、働き者です。