ラファエロに続いて「ルネサンス三代巨匠制覇」(?)2回目はレオナルド・ダ・ヴィンチ。またしても会期終了間際になってしまいました。。。(東京都美術館)
◆混雑はしていたが待ち時間は無し
100点余りの展示のうち、ダ・ヴィンチ本人の作品は20数点。そのうち「アトランティコ手稿」と言われるメモやスケッチが20点ほどで、絵画は油彩1に習作1。あとはダ・ヴィンチの影響を受けた画家などの作品(主に素描)が大半でちょっと物足りなさは残りました。まあ、もともと美術家としての作品自体が少ないから仕方ないのでしょうね。美術家というよりも「万能の天才」としてのダ・ヴィンチを色々な角度から知ることができる展覧会と考えればいいのかもしれません。
そういう意味では光学、数学、建築、兵器、機械、飛行などについて記された「アトランティス手稿」はなかなか面白いものでした。
◆連続して矢を発射する兵器のスケッチ
◆素描や作品のリスト
ミュージアムショップではイタリアワインなどとともに分厚い図録(厚さ4~5㎝)が結構売れていました。また、非売品ですが「チェザーレ」執筆中の惣領冬実さん描き下ろしのルネサンス人物イラストが目を引きました。
◆ダ・ヴィンチのイラスト
この後、リニューアルした「東洋館」で話題の国立東京博物館に寄りましたが、周りきれないうちに閉館時間。日をあらためて鑑賞予定(何日かかるか?)。
(2013.06.28)