国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代」を見に行きました。
国立西洋美術館に行くのはリニューアル後初めて。
門から入り口までの広い前庭の部分は創建当時の状態に近づけたそうでずいぶんすっきりと広く感じます。もちろん前も悪くなかったと思いますが。
今回のメインはピカソですが、少年期からの完璧な描写力、青色の時代からバラ色の時代、そしてキュビズムなんて画期的なことをやったと思ったらまさからの古典回帰。作品数といい次々と変わっていくスタイルといい、あらためてとんでもない人だったんだなあと思います。
今回気に入った小品をいくつか
◆花の冠をつけたドラ・マール
◆ポスターのある風景
◆踊るシレノス
続いてクレー。なかなかいい作品がありました。
◆夢の都市
◆暗い扉のある部屋の透視図法
◆クレーの作品だけで30数点もあります
マティスは思ったより作品が少なかったですかね。
◆家に住まう沈黙
原色のマティスの中に意味深なタイトルの白黒作品。なんだか気に入りました。
最後のブースでジャコメッティの彫刻のそばに立つこれはピカソの作品
◆鶴
ピカソがつくると鶴もこうなるのか~と妙に納得しました 笑
(2023.1.6)