天体撮影をすることが多くなると、2ダイヤルの有難みをひしひしと感じることになります。
K-50では電子ダイヤルの設定をカスタマイズできます。
基本設定どおり
- シャッター速度の変更 <人差し指側の[前]電子ダイヤル>
- 絞り値の変更 <親指側の[後]電子ダイヤル>
に設定しています。
但し、露出補正に関してはカスタマイズしており
- シャッター速度優先露出の場合 <ダイレクトで[後]ダイヤルで露出補正>
- 絞り優先露出のの場合 <ダイレクトで[前]ダイヤルで露出補正>
に変更しています。
露出補正ボタンを使わないこの設定のほうが素早くコントロールできます。
絞り優先、シャッター速度優先で露出補正無しの場合は電子ダイヤルが1つでも問題ないのですが、マニュアル露出や瞬時に露出補正がしたい場合は、電子ダイヤルが1つではおぼつかないことになります。
*istDSは電子ダイヤルが親指側1つです。
マニュアルモードは
- シャッター速度の変更 <電子ダイヤル>
- 絞り値の変更 <"補正ボタン"+電子ダイヤル>
でコントロールすることになります。
カスタムファンクションなどでこれを入れ替えたいところなのですが、その機能は*istDSにはなさそうです。
FZ200も電子ダイヤルが親指側1つです。
電子ダイヤルを押し込むと<シャッター速度>と<絞り値>を切り替えながらコントロールすることになっています。
オートフォーカスの場合は問題ないのですが、マニュアルフォーカスの場合はその切り替えもこのボタンがコントロールすることになっているので、意図しないマニュアルフォーカスコントロールになってしまうので、∞(無限遠)固定のマニュアルフォーカスがオプションで設定できるようにしてほしいくらいです。