タイムラプス動画の元画像作成のために使用した"Canon PowerShotS2IS"ですが、今更ながらに良いカメラだと実感しました。
ネオ一眼と言われるタイプのカメラなので、操作感覚は一眼レフ同様です。
晴天下の背面液晶画面が見にくい条件でも、電子ビューファインダーがあるので困ることはありません。
バリアングル液晶なので様々なアングルでの撮影をフレーミングを確認しながらできます。
購入時には"高倍率ズーム"・"動画"・"バリアングル液晶"・"単3電池対応"・各種マニュアル操作対応"が基準項目でした。
インターバル撮影やカスタムセルフタイマーの機能は確認していなかった項目なので、うれしい限りです。
更に、カメラを自分好みにする(マイカメラ機能)というものがあり、起動画面・起動音・操作音・セルフタイマー音・シャッター音を切り替えることができ、更にマイカメラコンテンツを登録ということができるようで、『セルフタイマー音に"はい、チーズ!"等の掛け声を登録すると・・・』とマニュアルに記されていますが、さすがにこの機能は使ったことはありません。
購入当初より、カスタム設定はしていました。マクロ向け及び、高画質向けのにしていたのですが、あまり出番はなかったと思います。
せっかくなので、ISO感度が低くあまり出番はないと思いますが、天体観測向けにカスタマイズしてみます。
先ずは手振れ補正機能のON・OFFをショートカットボタンに割り当てます。三脚固定が基本なので、通常は手振れ補正"OFF"でよいのですが、月を撮影する際は、手持ちで撮れるので、その時は手振れ補正"ON"です。
カスタム 設定に登録する内容は、撮影モード"M(マニュアル)"、ISO感度"400"、ドライブモード"カスタムセルフタイマー2秒・3枚"、ホワイトバランス"蛍光灯(白色系)"、MF位置"∞(付近)"、AF補助光"OFF"ぐらいでしょうか。他はデフォルトのままでよい感じがします。
"Canon PowerShotS2IS"の前は"OlympusCamedia C-2500L"だったので、約5年間の間に驚くほど進化したことを今でもお覚えています。
先ずはレスポンスです。連写速度は毎秒1.3コマから毎秒2.4コマですのでぼちぼちアップしたなという感じですが、再生→撮影への切り替えがシャッターボタンだけで切り替えられるということになったのは画期的なことでした。
更にうれしいことは価格の低下です。同等クラスのカメラではないので直接的な比較ということにもならないのですが、約10万円から約5万円にダウンしました。
画素数の増加については約250万画素から約500万画素に倍増です。ISO感度はあまり変わりありません。光学ズームは3倍から12倍です。
画質に関しては、イメージセンサーの大きさからくるものがあるかもしれませんが、あまり画素数ほどアップした感じはありませんが。所詮、A4サイズのインクジェットプリンタで印刷が出力手段なので、気にしなくても良いことでしょう。(これに関してはC-2500Lが頑張っているといえますが・・・)
メディアがCF&SMからSDカードに変わったことは気がかりでしたが、今の状況を考えると早めに切り替えて正解だと思います。(一つ前のモデルの"S1IS"はCFです。Pentaxのデジタル一眼も*istDはCF、*istDSからはSDカードになっています。)
FZ200購入後は娘用のカメラということにしていますが・・・今後も時々使わさせて頂くことにします。