取扱説明書の"再生時のその他の機能(再生機能:P.85~)"に記載されています。
ダイナミックレンジ、ホワイトバランス、明るさ編集、アングル補正、退色補正、リサイズ、トリミングの機能が使用可能です。(内容を抜粋し掲載します)
※カメラでのアイコン表示を"文字"として扱いができるものから出来るだけ似たようなものを選択し、似たようなものがない場合は" "で代替しています。
黒つぶれを軽減する(ダイナミックレンジ)(P.91)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→ダイナミックレンジ
撮影した画像の明るさを保ったまま、黒つぶれを軽減します。
拡大+2 | "拡大+1"より黒つぶれが軽減されます。 |
拡大+1 | 黒つぶれが軽減されます。 |
キャンセル | 黒つぶれの軽減は行いません。 |
- 補正した画像は、補正する前の画像とは別に最新ファイルとして保存されます。
- 補正した画像をカメラで表示した場合、日付は補正した日付ではなく撮影した日付が表示されます。
画像の色味を変える(ホワイトバランス)(P.91~)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→ホワイトバランス
撮影した静止画像の色味を、さまざまな光源下で撮影したように色味を変えることが出来ます。
☀太陽光 | 晴天時の野外で撮影したような色味 |
☁曇天 | 薄雲~雨天時の野外や木陰で撮影したような色味 |
日陰 | ビルの陰など極端に色温度が高いところで撮影したような色味 |
昼白色 | 白色・昼白色蛍光灯下での色かぶりを抑えて撮影したような色味 |
昼光色 | 昼光色蛍光灯下での色かぶりを抑えて撮影したような色味 |
電球 | 電球の雰囲気を消して色かぶりを抑えて撮影したような色味 |
キャンセル | 色味の変更を中止 |
- 補正した画像は、補正する前の画像とは別に最新ファイルとして保存されます。
- 補正した画像をカメラで表示した場合、日付は補正した日付ではなく撮影した日付が表示されます。
画像の明るさを変える(明るさ編集)(P.92)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→明るさ編集
+2(もっとも明るい)から-2(もっとも暗い)まで5段階で選べます。
- 補正前の画像はそのまま残ります。
- 補正した画像をカメラで表示した場合、日付は補正した日付ではなく撮影した日付が表示されます。
黒板やポスターを正面から見たように補正する(アングル補正)(P.93)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→アングル補正
撮影した写真などの静止画を、正面から撮影したように(長方形・正方形に)ゆがみを補正することが出来ます。補正した画像は2M(1600×1200pixels)のサイズで保存されます。
- 【◀】【▶】で補正候補を選ぶ
- 【▲】【▼】で"補正"を選び、【SET】を押す
- 補正前の画像サイズが2M(1600×1200pixels)より小さい場合は、補正前の画像と同じサイズで保存されます。
- 補正前の画像はそのまま残ります。
- アングル補正した画像をカメラで表示した場合、日付はアングル補正した日付ではなく撮影した日付が表示されます。
古く色あせた写真を補正する(退色補正)(P.93~)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→退色補正
デジタルカメラで撮影した古く色あせた写真を、後から退色の補正をすることができます。
補正した画像は2M(1600×1200pixels)のサイズで保存されます。
- 【◀】【▶】で写真の輪郭候補を選ぶ
- 【▲】【▼】で"決定"を選び、【SET】を押す
- ズームレバーをスライドさせて枠を拡大/縮小し、補正する画像の大きさを決める
- 【▲】【▼】【◀】【▶】で切り抜きたい部分に枠を移動して補正する画像の位置を決め、【SET】を押す
- 補正前の画像サイズが2M(1600×1200pixels)より小さい場合は、補正前の画像と同じサイズで保存されます。
- 補正前の画像はそのまま残ります。
- 画像の周囲に余白をつけたくない場合は、撮影した写真よりも補正画像を小さく指定して下さい。
- 退色補正した画像をカメラで表示した場合、日付はアングル補正した日付ではなく撮影した日付が表示されます。
画像サイズを小さくする(リサイズ)(P.97)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→リサイズ
撮影した静止画のサイズを小さくして、新しい静止画として保存できます。元の静止画も残ります。
リサイズ後の画像は7M/4M/VGAの3種類が選択できます。
- “16:9”、および“3:2”の画像をリサイズすると、画像の両脇が削られ、画像の横縦比が4:3になります。
- リサイズした静止画の日付は、元の静止画を撮影した日付になります。
静止画の一部を切り抜く(トリミング)(P.97)
操作手順:【⏵】(再生)→静止画を表示→【MENU】→再生機能タブ→トリミング
撮影した静止画の一部を切り抜いて、新しい静止画として保存できます。元の静止画も残ります。
ズームレバーで静止画を拡大/縮小、【▲】【▼】【◀】【▶】で表示位置を変えるなどして、切り抜く部分を決めて【SET】を押します。
- “3:2”、“16:9”の画像をトリミングすると、画像の横縦比が4:3になります。
- トリミング後の静止画の日付は、元の静止画を撮影した日付になります。