大徳寺高桐院 2015-07-15 14:30:17 | 2015青もみじ この数日は異常なほどの猛暑続きです。 しかし、ここは別世界のような緑の空間です。 読者の皆様に少しでも涼になればとお届けします。 山門からの景色、いつもの落ち着いた緑が迎えてくれます。 青苔は相変わらず美しいと思う。 参道を覆う緑も濃くなっています。 早朝の時間帯で、まだ拝観受付は閉まったままです。 青紅葉もきれいです。 帰り道の参道 石畳をゆっくり歩くのが好きです。 高桐院のとなりの寺院です。
建仁寺暁天坐禅会緑陰講座 2015-07-15 05:20:02 | 坐禅会 今年も建仁寺の暁天坐禅会緑陰講座が開催されました。 京都の暁天講座では一番最初の開催(7/10~12)で、私は初日と3日目に参加しました。 初日の講師は福島県の臨済宗福聚寺住職で芥川賞作家の 玄侑宗久師です。 内容は 『観自在』、ユーモアを交えながらわかりやすい話でした。 3日目最終日、いつもより早めに家を出ます。 早朝の建仁寺の庭園を味わうためです。 庭園はいつも見慣れているとはいえ、早朝はまた格別です。 早朝の花見小路 建仁寺北門 大方丈、庫裏に入ります。 6時前の潮音庭です。 大方丈前庭 坐禅会が始まる前の方丈内 いつもの初心者向けに坐禅の仕方、驚策の受け方などの説明があり、 6時半に坐禅開始です。 緑陰講座がありますのでいつもより短めの坐禅です。 般若心経、白隠坐禅和賛の読経の後、建仁寺小堀管長の提唱です。 今回は、 碧巌録第五十八則 『趙州分疎 不下』です。 提唱が終わり、粥座(朝食)の接待があります。 粥座は僧侶が毎朝食すものです。粥と梅干、大根と昆布の漬物です。 今回は接待ということで、「矢尾治」さんの茶粥でした。 参加者は250名以上ではないでしょうか。 粥をいただく前に、五観之偈を読経し、生飯を取ります。 お粥をいただき、白湯で容器を洗います。 最後に粥後之偈を読経して終わりです。 美味しゅうございました。 終了後、参加者はそれぞれ、庭を眺めたりしてくつろぎます。 方丈、書院の掛軸を紹介します。 猛烈な暑さです。皆様も御自愛ください。 また台風が迫っています。被害がないこいとをお祈りいたします。