祇園祭後祭の巡行も終わり、昨日は天龍寺暁天講座に行ってきました。
4時過ぎに起床し、早めの朝食を軽くとり、天龍寺に向かいます。
朝5時半の渡月橋、朝陽をうけています。

天龍寺の庫裏に入ります。

平田晴耕前管長筆の達磨図が迎えてくれます。

史跡、特別名勝の曹源池庭園です。
暁天講座の大きな楽しみのひとつが、早朝の曹源池庭園を観賞することです。
池泉回遊式庭園で、嵐山と亀山の2つの山を借景にしています。
朝陽をうけた山肌と池に映る景色もきれいです。
サギがいることもあるのですが、今年はいませんでした。




6時 坐禅開始前の方丈内

6時、お坊様が挨拶し、坐禅の仕方、驚策の受け方などの説明を受けます。
坐禅は途中休憩を入れ、20分余2回行います。
坐禅終了後、般若心経の読経後、佐々木管長の提唱です。
お話は、夢中問答の26則「學解は道のりの障り」です。
提唱を聞く参加者と佐々木管長


提唱終了後は、恒例のお素麺の接待です。
私も一杯いただきます。

お素麺はみなさん、曹源池庭園を眺めながらいただきます。


龍の襖に映った参加者


書院の掛軸と達磨図
軸は「莫妄想(まくもうぞう)」です。
妄想する莫(なか)れ、くだらぬことを考えるな、という教えです。


庭園に咲いていた草花です。






庫裏を出て、放生池の蓮も撮影しました。
蓮の見頃は過ぎたようです。

天龍寺をでて、行きたかったところがあったのですが、
あまりの暑さに中止し、家で休むことにしました。
皆様も暑さに御注意くださいますように。