京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

天龍寺暁天講座2015

2015-07-26 05:21:33 | 坐禅会

祇園祭後祭の巡行も終わり、昨日は天龍寺暁天講座に行ってきました。
4時過ぎに起床し、早めの朝食を軽くとり、天龍寺に向かいます。


朝5時半の渡月橋、朝陽をうけています。





天龍寺の庫裏に入ります。





平田晴耕前管長筆の達磨図が迎えてくれます。





史跡、特別名勝の曹源池庭園です。
暁天講座の大きな楽しみのひとつが、早朝の曹源池庭園を観賞することです。
池泉回遊式庭園で、嵐山と亀山の2つの山を借景にしています。
朝陽をうけた山肌と池に映る景色もきれいです。
サギがいることもあるのですが、今年はいませんでした。






















6時 坐禅開始前の方丈内





6時、お坊様が挨拶し、坐禅の仕方、驚策の受け方などの説明を受けます。
坐禅は途中休憩を入れ、20分余2回行います。

坐禅終了後、般若心経の読経後、佐々木管長の提唱です。
お話は、夢中問答の26則「學解は道のりの障り」です。

提唱を聞く参加者と佐々木管長










提唱終了後は、恒例のお素麺の接待です。
私も一杯いただきます。




お素麺はみなさん、曹源池庭園を眺めながらいただきます。












龍の襖に映った参加者











書院の掛軸と達磨図
軸は「莫妄想(まくもうぞう)」です。
妄想する莫(なか)れ、くだらぬことを考えるな、という教えです。











庭園に咲いていた草花です。






























庫裏を出て、放生池の蓮も撮影しました。
蓮の見頃は過ぎたようです。





天龍寺をでて、行きたかったところがあったのですが、
あまりの暑さに中止し、家で休むことにしました。
皆様も暑さに御注意くださいますように。