京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

鹿の子ユリ、山ユリ、オニユリ、崖ユリ、カサブランカ

2020-08-03 13:51:55 | 2020 花


八月に入り、ユリも一部を除き終盤です。

鹿の子ユリ
日本では四国南部や九州西部を中心に分布するユリで、遅めの開花になります。
名前は花に紅色の鹿ノ子絞りみたいな模様が入るところからきています。

















鹿の子ユリの園芸品種です。
鹿の子ユリ(ブラックビューティ)









赤鹿の子ユリ









黄鹿の子ユリ









ヤマユリ









オニユリ





カサブランカ










タキユリ(崖ユリ)

















ユリ園芸品種










下鴨神社 みたらし祭、夏越神事

2020-08-03 05:53:47 | 京都めぐり


 京都の夏の風物詩は8月1日の八朔、そして世界遺産下鴨神社のみたらし祭「足つけ神事」です。
平安の昔、貴族は季節の変わり目は禊祓いをして罪や穢れを祓っていました。
それが庶民に伝わり現在のみたらし祭になったと言われています。
 下鴨神社の御手洗池に足を浸し、罪や穢れを祓い無病息災を祈願するのです。
今年の祭は7月23日~8月2日、朝5時時半から夜は9時まで行われる予定でした。
しかし、これもコロナの感染拡大で中止となってしまいました。

 昨日朝の散策は、本来ならみたらし祭最終日であった下鴨神社です。

 西鳥居





 御手洗川と輪橋(そりはし)





 この川で足つけが行われるのですが、、、、、。





 足つけ禁止です。




 御手洗社の井戸水に足形祈祷木が浸けられています。









楼門



 

八月六日は夏越神事です。
楼門に茅の輪があります。
例年18:30~一年の厄を払い、無病息災を祈る神事です。
御手洗池に斎竹(いみだけ)を立てて清め、中央に斎矢(いみや)を立て、奉納された厄除けの人形が流されると、裸になった氏子男子が一斉に飛び込み、矢を奪い合います。
これは、下鴨神社の御祭神玉依媛命が川遊びをしていると一本の矢が流れ着き、持ち帰ったところ懐妊し、賀茂別雷神を生んだという故事にちなみ、矢取神事とも呼ばれます。
 これもコロナ感染拡大で、神職が神事を行うだけになりました。










表参道









切芝
糺の森のへそ(真ん中)、古代からの祭場です。

























河合神社





馬場









馬場沿いに新たに二つの社が建てられています。
一つ目は『河崎社』です。
古代鴨一族の社です。









もう一つは『二十二所社』













茶店












夏水仙、蓮華升麻、黄蓮華升麻、浜朴、浜萱草、檜扇、吾亦紅、杜鵑草

2020-08-02 19:28:02 | 2020 花


ナツズイセン(夏水仙)













蓮華升麻


























黄蓮華升麻













ヌスビトハギ






ハマボウ(浜朴)
アオイ科の落葉低木。
西日本から、奄美大島まで分布し、内湾海岸に自生する塩生植物。
夏に黄色の花を咲かせる。










ハマカンゾウ(浜萱草)





ヒオウギ(檜扇)
アヤメ科アヤメ属の多年草。









金ミズヒキ





ミズヒキ





ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科・ワレモコウ属の植物。
源氏物語にも見える古い名称。






台湾ホトトギス(杜鵑草)西表島産
沖縄県および台湾に自生。
自生地が局地的のため絶滅危惧IA類(CR)(2017年環境省レッドリスト)に選定。













祇園八朔、鴨川

2020-08-02 06:07:34 | 京都めぐり


 昨日は八朔、旧暦のこの日は稲の実が成熟しはじめる頃で、 元々は農作物の豊穰を願う行事でした。
京都の祇園では花街の芸子・舞妓さんが、芸事の師匠やお茶屋にあいさつ回りする日です。
黒紋付きで正装した芸舞妓が訪れ、「相変わりませず、おたの申します」とご挨拶するわけです。
 その様子は毎年の風物詩となっていて、マスコミ各社が放映するので、ご覧になった方も多いと思います。
 今年は新型コロナウィルスの感染拡大で、京都の五花街は年中行事の中止が続いています。
都をどりなどの舞踊公演だけでなく、芸事の恒例行事が相次いで見送られています。
八朔も例外ではなく、早々と中止を決めていました。
 寂しい京都の夏です。

 三輪良平 『八朔』 平成15


 
 
 私の昨日の散策は祇園です。
 誰もいない7時前の白川巽橋と祇園新橋

















辰巳神社









祇園新橋

















四条花見小路





鴨川
四条大橋より北向き









三条大橋





四条大橋より南向き









南座
緊急事態宣言が解除され、『坂東玉三郎 映像×舞踊 南座特別公演』が8月1日~26日まで予定されていましたが、これも中止となっています。








植物園の蓮(3)33品種

2020-08-01 17:13:00 | 2020 花


今日から8月、そろそろ植物園の蓮も終盤です。
この間(1)37品種、(2)35品種投稿してきましたが、今回(3)は33品種です。

巨椋の黒坊鬼紅





巨椋の国道24号





巨椋の新久保





巨椋の五丁田白花





巨椋の二本柳





巨椋の清平





巨椋の妙蓮寺





巨椋の白鳳





巨椋のヒラキネール型





巨椋の西遊田紅





辻井白八重





桃の煋





廬山白蓮





ウラムラサキ





マントヴァ蓮





金子金色蓮





巨椋の相島大木ノ下





原始蓮





酔妃蓮





行田蓮





巨椋の二本柳





巨椋の豊白





漢蓮





即非蓮





ダーウィン





毎葉蓮





不忍池斑





韓国景福宮





巨椋の鳳凰





品種不明
















今日から八月、天龍寺と小倉池の蓮

2020-08-01 05:41:06 | 2020 花


 今日から八月に入ります。
 長かった今年の梅雨は昨日明けましたが、今年の夏は予想では例年より高温になりそうです。
それでコロナと熱中症対策で日課の散策は早朝限定にしようと思います。
京都の夏は祇園祭にはじまり、五山の送り火で暑さの峠を迎えます。
ところが今年は祇園祭が中止となり、御精霊迎えや五山の送り火も規模を大きく縮小するそうです。
夏のイベントや行事もほぼ中止となり、寂しい夏になりそうです。
 現在Go To トラベル キャンペーン中ですが、コロナ感染者の急増で、京都を代表する観光地の嵐山の観光客も少ないです。

 観光客の少ない天龍寺
 拝観入口に向かっている人は宅急便の人です。





駐車場もガラガラです。





放生池の蓮そろそろ終盤です。













































塔頭寺院のオニユリと芙蓉









小倉池の蓮も終盤です。