北国を除いて、列島の平野部では春も盛りを過ぎたが、標高1500mの信州の高原は、まだサクラが開花した直後。源流の湿原に純白のミズバショウの苞が萌え出で、そこから流れ出てシラカバ林を縫うように下る渓流の岸辺にも、ショウジョウバカマやヒメイチゲが咲いている。サクラに続いて、スモモやコナシの花が一帯を彩るのも間近いだろう。
人家の在る辺りを歩くと、堅固な「はざ」が構築された畑は充分に耕起され、作物の植え付けを待つばかり。仰ぎ見る白い峰々に雪形が現れていた。
ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます