台風前までの酷暑中は、夏の花アサガオも勢いがなく、花数が減る一方だった。朝風が涼しく感じられるようになったこの数日、勢いを盛り返してきた。
真夏日というものは、自然状態では生物生存の限界ラインなのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/37/01e93c3271831e765088a1cbc25ffbf7.jpg?1566267516)
目を地植えの植物に転ずると、何とクワ(mulberry)が再び実をつけ始めていた。実を採るための園芸種だろうか?5月から6月にかけて、妻を摘果で困憊させるほど実をつけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/22/eeab69dbde8135d811d085f6fd636103.jpg?1566258661)
この木の野生的なところは驚くばかり。枝を伐っても切っても代替えの枝があっという間に伸びる。挿し木での発根率は100%に近い。この樹の勢いにあやかろうと、ジュースを飲み続けているが、残念ながらさほどの効き目はない。味もイマイチ、甘みに欠ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/96/674b177b522165938cb6bd5ffef1552e.jpg?1566258664)
旺盛な植物と言えば、マツバボタン(ポーチュラカ)があった。色物は絶えてしまったが、白花は炎天下でも弱らない。多肉植物の利点だろうか。当地あたりでは越冬もできる。これも、挿し芽でいくらでも増える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2e/64b06f0950521bee077f596aaf228b1d.jpg?1566259612)
薬用植物というものの多くは、人間にその旺盛な繁殖力を買われて用いられてきた。
旺盛なことは好いことだ。旺盛でないものは、どこかに頽廃が忍び寄る。
同感です。ですから、年取っても、旺盛でいる必要を感じます。それにしても、今年の夏も異常な暑さでしたね。早く涼しくなってほしいです。