道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

暑さに強い植物

2019年08月20日 | 飼育・栽培

台風前までの酷暑中は、夏の花アサガオも勢いがなく、花数が減る一方だった。朝風が涼しく感じられるようになったこの数日、勢いを盛り返してきた。
真夏日というものは、自然状態では生物生存の限界ラインなのかもしれない。



目を地植えの植物に転ずると、何とクワ(mulberry)が再び実をつけ始めていた。実を採るための園芸種だろうか?5月から6月にかけて、妻を摘果で困憊させるほど実をつけた。



この木の野生的なところは驚くばかり。枝を伐っても切っても代替えの枝があっという間に伸びる。挿し木での発根率は100%に近い。この樹の勢いにあやかろうと、ジュースを飲み続けているが、残念ながらさほどの効き目はない。味もイマイチ、甘みに欠ける。


旺盛な植物と言えば、マツバボタン(ポーチュラカ)があった。色物は絶えてしまったが、白花は炎天下でも弱らない。多肉植物の利点だろうか。当地あたりでは越冬もできる。これも、挿し芽でいくらでも増える。



薬用植物というものの多くは、人間にその旺盛な繁殖力を買われて用いられてきた。
旺盛なことは好いことだ。旺盛でないものは、どこかに頽廃が忍び寄る。

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2 コメント

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先ほどはコメントありがとうございました (びこ)
2019-08-21 05:31:23
>旺盛なことは好いことだ。旺盛でないものは、どこかに退廃が忍び寄る。

同感です。ですから、年取っても、旺盛でいる必要を感じます。それにしても、今年の夏も異常な暑さでしたね。早く涼しくなってほしいです。
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Unknown (tekedon638)
2019-08-21 05:48:32
ご閲覧ありがとうございました。
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