スマートニュースに、毎日40分ほどの散歩が脳の海馬の体積を増やし、記憶力が向上するという10年前の研究が載っていた。年間で1、2%ほどらしい。たかが1、2%と云う勿れ。プラスとマイナスでは大きな違いだ。
粗忽者のやつがれ、今朝から佐鳴湖への散歩を躊躇なく再開することにした。海馬が増えるなら、万難を排して散歩を続ける意欲が湧く。寒さなどはものの数ではない。
行ってみると、三連休の初日ということもあって、駐車場には車が並び、暗い中をウォーキングやジョギングする人たちが居た。これはエクササイズであって、散歩とは趣が異なるが、もっと海馬を増やすかもしれない。もし研究でそれが裏付けられるなら、一周6kmの湖畔遊歩道は、押すな押すなの人出になるだろう。
マルバヤナギの叢生しているあたりに、台地から染み出した水の流れがあって、湖岸では最も好みの場所である。水流が湖に注ぐ場所には、マコモとクレソンが僅かに自生している。
マコモの枯葉の白さが目を惹いた。10年前に、意識して探しに来て見つけたマコモ群生である。当時より株が増えているのが嬉しい。アシ、ガマよりもマコモの方が清い水質を好むようだ。
この辺りから北東方向を見ると、三方原台地から延びた舌状部が丘のように見える。静岡県で最も低い標高の山(根川山32m)である。
真冬の佐鳴湖も、意欲が湧けば、案外見るものは多い。
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