てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

滝の水公園の快晴の冬の日

2022-02-10 00:51:11 | 日記
 先日は雪だったが、今日は見事に晴れ渡って雲はない。空気中の微粒子が雪によって落とされてきっと見通しが良いだろうと、近くの滝の水公園に出かけた。
 この公園は名古屋市の東端に近く、この周りを宅地用に造成した時の残土を集めて作った丘で、西側へ向かって名古屋市が一望できる。それだけでなく大気状態が良ければ、周辺の山々が見えるとされてきたが、これまでは局部的に見ることができただけだった。

 登ってみるとわぁすごい、周辺の山の稜線に雲はないし靄ってもいない。山のある東から北を経て西まですべてが見える。特に高山が白くくっきりわかる。こんなことは始めてだ。

 以下に東側から見える主要な山を紹介する。

1. 南アルプスおよび大川入山
方向はともに東北で、重なって見える。
南アルプスは高さ3000m台でここからの直線距離が131km、大川入山は高さ1908mで距離が68km。白い稜線の左のほうが大川入山で、右の方が南アルプスか? やはり遠いのでぼんやりしている。 ここの向こうに富士山があるはず。

<こちらに富士山>



アルプスを
越えれば富士が
見えるはず
ドローン飛ばして
自力で見たい



2. 御嶽山
方向は北北東。高さ3067mで距離97km。
 ずっと前の休火山といわれていた頃、配偶者と頂上近くまで登ったことがある。

<あの山の花に合いたい>



御嶽が
優しき時の
チングルマに
再会願うも
体力不安



3. 能郷白山
北北西方向で高さ1617m、距離は85km。
これまで知らなかった山ですが、日本海側と太平洋側の分水嶺になっていて、加賀の白山の神が分祀されているとのこと。

<分水の山>



木曽の水
九頭竜の水
ここで分け
加賀からの神
濃尾うかがう



4.伊吹山 
 北西方向で高さ1377m、距離は63km。
 名古屋での冬の冷たい風や雪は、伊吹山を越えてやってきます。伊吹おろしとして有名です。
 なお右側の中央部に見える高いビル群が名古屋駅の周辺です。

<伊吹おろしのない日>



伊吹から
風も吹雪も
降りてこず
陽だまりの中
平穏おもう





5.御在所岳  
 西方向でわずかに南に振れる。高さ1212mで、距離は52km。
 近いのではっきり見えます。

 大学の頃、登山が大好きで休みになると御在所の岩肌に取りついていた友人がいました。
 単独行ばかりで、なぜチームで行かないのかと言ったら、どっちでも失敗したときは死ぬのだ、チームがいても助からないと言っていました。心配しましたが何とか無事に生きているようです。

<御在所の主は今?>



御在所は
俺の棲み処と
言った君は
今も岩肌
愛しているか




 そして南は名古屋港があり、局部的には水面も見えます。
 次の写真の街路灯の左右の高い構造物は、名古屋港の有名な吊橋の名港トリトンの柱です。



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