今回は11月に撮影した昆虫たちの写真を特集します。
1.11月初旬
最初の虫は今年最後に見たバッタ。
片方の脚をなくしたバッタが、ダルマギクの蕊にむさぼりついていました。 でもまだ頭のほうは輝いていて、脚の表面の模様も力強い。輝きを印象付けるのにモノクロにしてみました。もう秋は短いのに、まだ彼らは戦っているのかもしれません。
そして蝶たち。まだ暖かくてコスモスの周りを飛んでいました。
もっと小さな虫たち。ハマギクの花に集まっています。
2 中旬
朝夕の冷え込みが厳しくなりいい天気ながらも、冬が顔を出し始めました。
黄色の花が、太陽の代わりに輝かねばと思ったか、鮮やかさを増したようです。するとそこに蜜や花粉だけでなく暖かさを求めてか、虫たちが集まっていました。道を歩いていて黄色の花を見かけると、そこには必ず虫がいるといった具合。アブやミツバチたちです。
ツワブキにアブが飛んできました。
セセリは、キバナコスモスに。
セイタカアワダチソウはたくさんの花粉があるようで、大きなアブが入れ替わり立ち代わり。
そして、黄色の菊にミツバチが・・・
3.下旬
もう完全に早朝は冬の支配に入りました。近所の庭などには優しい色の菊科の花が咲いています。そしてサザンカ。街の中にはスポット的に暖かいところもあるようです。
アブがいました。とても緩慢な動作です。
このいかつい顔は誰だろう。
そして、翅がボロボロになったタテハ蝶。まだ生きようとしています。越冬可能ですが頑張れるか。
そして サザンカに潜り込んで顔を見せてくれないミツバチ。
最後にキタキチョウ、かなり手を近づけてもじっとしています。かなり疲れているようです。ここは地下街からの通風孔近く。一生懸命飛び舞って、越冬可能な場所を見つけたとおもったのでしょう。
1.11月初旬
最初の虫は今年最後に見たバッタ。
片方の脚をなくしたバッタが、ダルマギクの蕊にむさぼりついていました。 でもまだ頭のほうは輝いていて、脚の表面の模様も力強い。輝きを印象付けるのにモノクロにしてみました。もう秋は短いのに、まだ彼らは戦っているのかもしれません。
<今だ鎧の輝けり>
夏遠く
今だ鎧の
輝けり
安息に次ぐ
戦は何処
夏遠く
今だ鎧の
輝けり
安息に次ぐ
戦は何処
そして蝶たち。まだ暖かくてコスモスの周りを飛んでいました。
もっと小さな虫たち。ハマギクの花に集まっています。
<小さな虫たちのオアシス>
紅葉より
くっきり輝く
ハマギクは
小さな虫の
オアシスとなる
紅葉より
くっきり輝く
ハマギクは
小さな虫の
オアシスとなる
2 中旬
朝夕の冷え込みが厳しくなりいい天気ながらも、冬が顔を出し始めました。
黄色の花が、太陽の代わりに輝かねばと思ったか、鮮やかさを増したようです。するとそこに蜜や花粉だけでなく暖かさを求めてか、虫たちが集まっていました。道を歩いていて黄色の花を見かけると、そこには必ず虫がいるといった具合。アブやミツバチたちです。
ツワブキにアブが飛んできました。
<お日様が二つ>
お日様が
二つあるから
飛んできた
これなら秋が
まだ続くかも
お日様が
二つあるから
飛んできた
これなら秋が
まだ続くかも
セセリは、キバナコスモスに。
セイタカアワダチソウはたくさんの花粉があるようで、大きなアブが入れ替わり立ち代わり。
<つかの間の幸せな時間>
秋過ぎても
私のために
花が待つ
短い時空を
日差しが飾る
秋過ぎても
私のために
花が待つ
短い時空を
日差しが飾る
そして、黄色の菊にミツバチが・・・
3.下旬
もう完全に早朝は冬の支配に入りました。近所の庭などには優しい色の菊科の花が咲いています。そしてサザンカ。街の中にはスポット的に暖かいところもあるようです。
アブがいました。とても緩慢な動作です。
<小春日和は稼ぎ時>
さあ越冬
小春日和は
稼ぎ時
貯め込もう蜜
そして花粉も
さあ越冬
小春日和は
稼ぎ時
貯め込もう蜜
そして花粉も
このいかつい顔は誰だろう。
そして、翅がボロボロになったタテハ蝶。まだ生きようとしています。越冬可能ですが頑張れるか。
<まだ生きる>
きっとまだ
面白いこと
あるはずだ
噂の雪の
華だって見たい
きっとまだ
面白いこと
あるはずだ
噂の雪の
華だって見たい
そして サザンカに潜り込んで顔を見せてくれないミツバチ。
最後にキタキチョウ、かなり手を近づけてもじっとしています。かなり疲れているようです。ここは地下街からの通風孔近く。一生懸命飛び舞って、越冬可能な場所を見つけたとおもったのでしょう。
<優しい広間>
疲れ切った
翅をやすめる
わかるでしょ
時間の淀んだ
優しい広間
疲れ切った
翅をやすめる
わかるでしょ
時間の淀んだ
優しい広間
てんちゃん、こんばんは。
花に群がる昆虫たち、
それらを うまく撮られて見えますね。
色々な生態が見えてくるようです。
それぞれに入ってるコメントで、
一層 引き立ってますね。
まもなく本格的な冬に入る前に必死で生きてる昆虫たち。
頑張って~って応援したいですね。
各行間に入ってるてんちゃんの詩が余計彼らの頑張りを応援してるようで心に響きます。
今年は生きている仲間として、昆虫の頑張りが眼につきました。
でもどちらも近づく冬への備えや覚悟をしています。
彼等に声をかけるのは、結局自分に対して声をかけることです。
コーラスをされていたんですね。たまには器楽より声楽を優先したコンサートに行くのもいいですね。
セイタカアワダチソウはまだこちらでも咲いています。粘り腰です。
大学の頃は、コーラスももう一つと思っていたのですが、最近その表現力はすごいとみなおしました。
アワダチソウ ほぼ白くなりましたがそれもまた魅力です。