寓居日記

毎日、何かが起きます。
どう思うか、
何を考えたか。
しっかりと自分を見つめて書いていきます。

おばちゃんの海外デビュー2

2013-04-04 15:04:32 | 日記
とてつもなく広いシャルル・ド・ゴール空港。
日本の空港なら、表示も読めるので、言葉も通じるのでなんとかなると思うが、
ここはフランス。
添乗員にくっついていかないと、完全に迷子になりそう。
大層な人込みの中を、入国手続きで恐る恐るパスポートを差し出したら、
ごく簡単にスタンプを押してくれた。
まだ、着陸時のドキドキは続いていた。

空港から、専用バスに乗ってようやく落ち着く。
なんと8名と添乗員と運転手と10名が、普通の大きさのバスで、
超ゆったりのバスです。
パリだ。パリにやってきたんだ~。
それだけで十分な気持ちである。

フランス南西80キロくらいのところシャルトルへ行く。

行く途中、パリ市内の道路の側は、日本と同じくらいゴミが散乱していた。
もしかして、日本よりもゴミが多いかもしれない。

青の聖堂とも言われる、ステンドグラスのとてもきれいなお寺さん。
ノートルダム大聖堂。
フランスには、ノートルダム・・・・と言うのが一般的にあるようです。
なぜなら、ノートルダムと言うのは、私たちの大切な女性と言う意味合いなんだそうで、
マリア様のことだそうです。
パリにだってあるし、他の都市にもある。
なんと手の込んだステンドグラスでしょう、
きれいな青の色です。

ロワール地方へ移動する。
シャルトルよりもっとパリから南西へ行くこととなる。
シャンボール城、シュノンソー城、アンボワール城。
どのお城にせよ、威容を誇る。

この日の昼食の食堂では、
トイレが、
もたもたしてると個室の電気が消える。
ドアノブの位置を入るときに、確認しておかないと、
ドアを開けるにも、困ってしまうこととなる。
再び明るくするためのスイッチもなかった。

昼食に、魚のクリーム煮が出てきた。
海ぎわに住む私としては、魚がまず過ぎ。
出汁を取った後の魚をクリーム煮にしたみたいです。
他の人が、食べているので、まずいとはいっちゃいけないと思ったが、
案外率直な人たちだったので、言ってしまった。
白ワインと、果物、パンで空腹を満たす(おいしかった、ワインは安かった)。

トゥールで宿泊。
街中のホテルであるが、日本で言えば、
ビジネスホテル、それもBクラスくらい?いやもしかしてCクラスかもしれない
グレードのホテルだった。
部屋を開けるのに手間がかかっていると、
廊下の電気が消えてしまうのだ。
添乗員に散々治安が悪いと話を聞かされていたので、
廊下が一時だけ電気が点いて、もたもたしてると消えてしまうなんて怖すぎです。
そばに、電気を再びつけるための、スイッチがほんのわずかに光ってるので、
再び明るくはできますが。
省エネという観点では、良いことなんでしょうが。

フランス1日目は、ボンジュールとか、メルシーと言う言葉を使えなかった。
この場合言うべきなんだろうと思いながらも、私の口は閉じたままだった。
笑顔で、お辞儀くらいしかできなかった。

フランス初日は、時差を感じることもなく、
細めの目をばっちり開き、風景を眺め、添乗員さんのお話を聞いていた。
こんなところで、不眠症が影響するとは。

パリを過ぎると、信号が極端に少なくなる。
左折、右折は、サークルを回って方向転換しているようです。
しっかりと観察しようとしたが、バスでさっと通り過ぎるだけなので、
良くわからない。
信号は、歩行者用の信号が、他人の背丈ほどの高さで、
車用の信号が、運転席くらいの高さである。
まったくもって、ところ変わればです。



つづく



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おばちゃんの海外デビュー1

2013-04-04 00:38:40 | 日記
大正生まれの父の後押しがあり、
決意した海外旅行。

去年の秋に、紅葉見物の帰り、父を乗せた車の中で、
私も、海外旅行くらいしてみたいと言った一言に、
父が言ったのだ。

お前も年だから、体力のあるうちに、どこへでも行って来い。
楽しんでこその人生。
オレはショートステイに行くから大丈夫。
無口な父がぼそぼそと秋田弁で言う。

ここまで言われたら、もう行くだけ。
どたばたとパスポートを取り、
ツアーを申し込み、
スーツケースを長男から借り、必要な品を詰め込む。
父のショートステイの申し込み、新聞を止め、
弓道会の事務仕事をしっかりとやっておく。

ガイドブックを買いこみ、読んでみるが、記憶力減退のため???

どうにかなるさと思うしかない。
もう、決まったことだからと。

自分の無知にあきれる。

チェックインと言うのは、ホテルに泊まるときに使う言葉だとばかり思ってたこと。
Eチケットなんて全然知らなかった。
添乗員さんが、24時50分に搭乗口に来てくださいと言ってた。
それを、
私は、保安検査のまえに集合することだと勘違いしていた。
保安検査を受けて、出国審査をし、その奥が搭乗口なのであった。
先が思いやられる旅立ちである。
でも、周りに居た人に聞いて、どうやら24時半くらいには、
搭乗口に辿りついた。
無知であっても、分かる人に聞けばなんとかなる。

パリに着陸した時は、ドキドキしていた。
こんなとこまで来てしまったよ、大丈夫かお前?と思った。
飛行機を出たところで、ツアーメンバーの顔がそろった。
名前くらいの、簡単な自己紹介するのかと思ったら、それはなし。
名前の知らない人たちと、旅が始まるのだ。
個人情報の関係なんだろうけど、ちょっと抵抗があるかな。
メンバーは、大学生女子2人組、親娘、父母息子、私と合計8名。

つづく

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