天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

千鳥ケ淵と靖国

2016-11-08 17:26:17 | 時事
千鳥ケ淵戦没者墓苑は皇居と靖国神社の間にはさまれるように5000坪の敷地の中にある。

35万8000柱の身元不明の遺骨が安置されている無宗教の慰霊施設だ。



この陶棺は戦場から採取した石を材料として高熱で焼き上げ、陶器の棺としたもので、質量5トン、この陶棺の中に、昭和天皇より下賜された骨壺が納められている。



昭和天皇御製の碑

「くにのため いのちささげしひとびとの
     ことをおもへば むねせまりくる」


陶館の中にある昭和天皇より下賜された骨壷には
各戦場の遺骨が少しづつ詰められている。

昭和21年に靖国神社が国から引き離され宗教法人となり、無名戦没者の墓として引き取り手のない戦没軍人、軍属、民間人の遺骨を納めるため昭和34年に開園した。

占領政策のためか昭和21年から25年の5年間は首相の靖国神社参拝は行われていない。26年の第三次吉田茂首相から再開され翌年には墓地建設会が発足している。

つまり靖国神社問題の根源は昭和21年の宗教法人となった時点まで遡るのである。
国が管理する為に千鳥ヶ淵を無宗教施設としたことで後付けの政教分離の解釈を政治問題化されてしまったのだ。

A級戦犯の合祀など微塵も関係性はなく、こじつけであることが解る。要するに国家神道を宗教であるとして国から解体した占領政策に無批判に従うしかなかったことに便乗し、政権に対する政治批判の道具に変えたのだろう。

現在靖国神社はその身を守る為に敢えて宗教法人を盾にしている。

千鳥ヶ淵を拡張して靖国に変わる無宗教施設建設の計画もあったが問題の本質からズレている。
米軍によって国家から切り離され取り壊しから逃れる為の宗教法人化を強いられたのであるから、
現行憲法下で宗教法人のまま国家管理に戻すことである。それに反対するものが千鳥ヶ淵と靖国の違いを明確化する義務を課せばよいのである。