北京旅行から少し日が空いてしまったが、北京旅行の旅編について書いてみる。
このブログはなぜかデジカメで撮った写真をアップすることが出来ず、携帯で撮った写真を載せているが、デジカメで撮った写真も後日ウェブアルバムでアップ予定である。
【北京旅行初日】
初日は羽田空港をお昼過ぎに出発する飛行機だったため、ゆっくり家を出発した。
チェックインを済ませ、国際線ターミナルを一巡りし、日本を出発。
日本から北京へは、便にもよるかもしれないが、大体3時間半~4時間で着く。
今回は中国国際航空を(わざと)利用したため、4時間近くかかった。
北京に着陸する直前、ずっと窓から景色を見ていたのだが、スモッグが凄くて、中々陸が見えてこなかった。
北京首都国際空港については先日の【北京首都国際空港編】にて記述済である。
北京市内へは空港から出ているエアポートエクスプレスにて25分程度。
エアポートエクスプレス内で聞こえるのは当然中国語。
外国に来たことを実感すると同時に、英語が通じない不安も高まる。
エアポートエクスプレスの終着駅である東直門駅から地下鉄2号線に乗ってホテルの最寄り駅まで行った。
今回利用したホテルはホテルニューオータニ長福宮。
日系ホテルだから言語の心配はない。
部屋は普通。
海外らしく、大みそかまで飾ると思われるロビーのクリスマスツリーが印象的だった。
チェックインをしてまず最初に向かったのがホテル3階にあるJTBラウンジ。
そこで2日目の夜に京劇を観たい旨伝えたら、係の人が即予約してくれた。
またそのラウンジでパソコンを使わせて頂いた(初日に書いた北京到着の記事はそこで書いたものである)し、繁華街の王府井の美味しいレストランについて聞いたら色々教えてくれた。
夕飯の時間も大分過ぎていたので、とりあえず地下鉄1号線に乗って、北京で一番の繁華街の王府井へ。
この王府井。
ホテルやデパートが軒を連ねる大通りで、約500メートルに渡って歩行者天国が敷かれている。
幅が広く、歩いているだけで楽しい所だった(客引きの姉さん10人ぐらいに声を掛けられたが…)。
結局有名な肉まんのお店“狗不理包子”で遅めの夕飯を食べたのだが、メニューが中国語しかなく、注文するのに苦戦してしまった。
肉まんは一個一個が大きくビックリ!
お粥と漬物のセットで45元と値段はリーズナブルだった。
王府井は脇道に入ると屋台街や雑貨街があり、そこをブラブラ歩くのも楽しかった。
特に屋台街は珍しい食べ物が多く、中にはサソリやヒトデの串焼きまであった。
JTBラウンジの方の「初日に屋台でご飯を食べるのは腹下しのリスクもあるから良くない」とのアドバイスに従い、今回は屋台で食べるのは見合わせた。
王府井を一通りブラブラした後、ホテルに戻り就寝。
一日目が終了する。
【北京旅行2日目】
忙しい2日目の始まりだ。
天気は曇り、外はかなり寒い(その日の気温は朝から氷点下だったらしい)。
まずは地下鉄10号線に乗って、世界遺産の“頤和園”に行った。
頤和園は清朝・明朝の離宮で、西太后が愛した宮殿でもある。
有名な仏香閣を十七孔橋から観た時は感動したし、ドラマ『蒼穹の昴』にも出てきたから来られて嬉しかった。
凍っている昆明湖の上も歩いてみた。
午後に向かったのは、またまた世界遺産である“天壇公園”である。
この天壇公園は皇帝が祈祷をした場所で、祈念殿(下記写真)の雰囲気には圧倒された。
頤和園と天壇公園はともに東京ドームの何倍もある広大な公園で、歩き疲れた。
夕方は前門と言う、北京の表参道みたいなお洒落な街を散策した。
夜は念願の京劇鑑賞。
『蒼穹の昴』でも主人公の一人である春児が京劇俳優をやっていたし、北京に来たら是非観てみたいと思っていた。
しかもJTBの方が破格の安さで最前列を予約してくれた(シーズンオフだったから取りやすかったらしい)のは大助かりだった。
今回京劇を観た劇場は梨園劇場という有名な劇場で、日本語解説ヘッドフォンを借りられたし、有名な『覇王別姫』等を観ることができ、凄く楽しむことができた。
【北京旅行3日目】
3日目も忙しい。
午前中は天安門広場と故宮(紫禁城)に行き、午後は八達嶺長城(万里の長城)に行った。
天安門広場は世界一広い広場と言われるだけあってその広さに圧倒された。
そしていよいよ故宮。
天安門をくぐり、午門をくぐり、太和門をくぐって見えてきたのが、憧れの太和殿だ!
下記写真のように荘厳で、皇帝の戴冠式も行われた太和殿は映画「ラストエンペラー」にも登場したお馴染みの宮殿である。
そして太和殿内の玉座は「ラストエンペラー」のラストを飾るため、見られてただただ感動。
太和殿を後にし、故宮内の博物館や他の宮殿、庭、「ラストエンペラー」の自転車のシーンで登場した通路、『蒼穹の昴』にも出てきた光緒帝の側室の珍妃が殺された井戸(珍妃井)等を見て回った。
午後からは八達嶺長城へ。
北京市内から高速を使って1時間半ほどと言うことで、これもJTBの方に頼んで車を手配して貰った。
長城が徐々に見えてきた時はまたまた感動(本当に感動の連続だ)。
どこまでも続く万里の長城を作ったこと自体凄い。
八達嶺長城入り口から向かって左側が男坂で、右側が女坂と言われるそうで、男坂は凄く急で上級者向け、女坂は登りやすく旅行者にも人気だそうだ。
当初は男坂に登ろうとしたのだが、スタート地点で「これはやばそうだ」と悟り、無難に女坂を登ることに。
女坂はでは北八楼という標高888地点の少楼を目指すのだが、急な所が多く、途中の北四楼で早くもバテバテに…。
それでも息を切らせながら何とか北八楼に辿りついた時は、寒風が心地よく感じるぐらい汗だくだった。
本当に想像以上に辛かった。。
夜は再開発著しいCBD近くの中華料理屋で北京ダックを堪能。
安かったし、中々美味しかった。
CBDを散策していたら、凄い建物を発見したので思わず撮影してしまった↓
中国中央電視台のビルだそうで、支え方とか大丈夫かなぁと心配してしまう。
【北京旅行最終日】
物価が安くて思いの外中国元が余り気味(今回は3万円を両替した)だったので、朝食をホテルのバイキングにしたのだが、高すぎてビックリ(前日の北京ダックを含む夕飯の2倍以上もした)。
そしてホテルをチェックアウトして、荷物を預けて、夕方の飛行機の時間まで北京を散策することに。
ところがホテルを出てビックリ!!
雪降ってるし寒すぎる…。
そんな中まず向かったのが北京オリンピックでも有名になった鳥の巣スタジアム。
写真には映っていないけど、左手には水泳センターの水立方も見えた。
鳥の巣スタジアム最寄りの駅が閉鎖中のため、雪が降りしきる中一番近い駅からかなり歩いた。
続いて向かったのはまたまた故宮。
もう一回太和殿を見たかったし、故宮裏手の景山公園から故宮全景を眺めたかったため、故宮を突き抜けて景山公園に向かった。
途中雪化粧の太和殿を写真に収めることができた。
景山公園は、北京駐在経験のある上司が教えてくれたスポットで、故宮が一望できる名所である。
景山公園から見た故宮の広さに思わずうっとり。
景山公園のお土産屋で、中国歴代皇帝トランプが10元で売られていたので、購入してしまった。
午後に向かったのは、古き良き北京の街並み“胡同”を見ることができる南鑼鼓巷。
昔「胡同のひまわり」という中国映画を観たことがあるのだが、その映画に出てきたような街並みを堪能できた↓
狭い道の両サイドには飲食店が軒を連ね、中でも有名なヨーグルトは絶品だった。
最後に胡同に行けて良かった。
こんな感じで僕の20代最後の旅である北京旅行は終わった。
ツアーでもなく、同伴者もいないため、ガイドブック1冊のみに頼ると言う何ともチャレンジングな旅であったが、行きたかった北京を心行くまで堪能できたので大いに満足だ。
4日間で歩いた歩数は90,000歩以上と、歩きすぎて足の裏にマメができた。
こういった経験もたまにはいいだろう。
旅って色々な発見・感動があるから最高だ。
今年も時間を見つけて旅に出たい!
このブログはなぜかデジカメで撮った写真をアップすることが出来ず、携帯で撮った写真を載せているが、デジカメで撮った写真も後日ウェブアルバムでアップ予定である。
【北京旅行初日】
初日は羽田空港をお昼過ぎに出発する飛行機だったため、ゆっくり家を出発した。
チェックインを済ませ、国際線ターミナルを一巡りし、日本を出発。
日本から北京へは、便にもよるかもしれないが、大体3時間半~4時間で着く。
今回は中国国際航空を(わざと)利用したため、4時間近くかかった。
北京に着陸する直前、ずっと窓から景色を見ていたのだが、スモッグが凄くて、中々陸が見えてこなかった。
北京首都国際空港については先日の【北京首都国際空港編】にて記述済である。
北京市内へは空港から出ているエアポートエクスプレスにて25分程度。
エアポートエクスプレス内で聞こえるのは当然中国語。
外国に来たことを実感すると同時に、英語が通じない不安も高まる。
エアポートエクスプレスの終着駅である東直門駅から地下鉄2号線に乗ってホテルの最寄り駅まで行った。
今回利用したホテルはホテルニューオータニ長福宮。
日系ホテルだから言語の心配はない。
部屋は普通。
海外らしく、大みそかまで飾ると思われるロビーのクリスマスツリーが印象的だった。
チェックインをしてまず最初に向かったのがホテル3階にあるJTBラウンジ。
そこで2日目の夜に京劇を観たい旨伝えたら、係の人が即予約してくれた。
またそのラウンジでパソコンを使わせて頂いた(初日に書いた北京到着の記事はそこで書いたものである)し、繁華街の王府井の美味しいレストランについて聞いたら色々教えてくれた。
夕飯の時間も大分過ぎていたので、とりあえず地下鉄1号線に乗って、北京で一番の繁華街の王府井へ。
この王府井。
ホテルやデパートが軒を連ねる大通りで、約500メートルに渡って歩行者天国が敷かれている。
幅が広く、歩いているだけで楽しい所だった(客引きの姉さん10人ぐらいに声を掛けられたが…)。
結局有名な肉まんのお店“狗不理包子”で遅めの夕飯を食べたのだが、メニューが中国語しかなく、注文するのに苦戦してしまった。
肉まんは一個一個が大きくビックリ!
お粥と漬物のセットで45元と値段はリーズナブルだった。
王府井は脇道に入ると屋台街や雑貨街があり、そこをブラブラ歩くのも楽しかった。
特に屋台街は珍しい食べ物が多く、中にはサソリやヒトデの串焼きまであった。
JTBラウンジの方の「初日に屋台でご飯を食べるのは腹下しのリスクもあるから良くない」とのアドバイスに従い、今回は屋台で食べるのは見合わせた。
王府井を一通りブラブラした後、ホテルに戻り就寝。
一日目が終了する。
【北京旅行2日目】
忙しい2日目の始まりだ。
天気は曇り、外はかなり寒い(その日の気温は朝から氷点下だったらしい)。
まずは地下鉄10号線に乗って、世界遺産の“頤和園”に行った。
頤和園は清朝・明朝の離宮で、西太后が愛した宮殿でもある。
有名な仏香閣を十七孔橋から観た時は感動したし、ドラマ『蒼穹の昴』にも出てきたから来られて嬉しかった。
凍っている昆明湖の上も歩いてみた。
午後に向かったのは、またまた世界遺産である“天壇公園”である。
この天壇公園は皇帝が祈祷をした場所で、祈念殿(下記写真)の雰囲気には圧倒された。
頤和園と天壇公園はともに東京ドームの何倍もある広大な公園で、歩き疲れた。
夕方は前門と言う、北京の表参道みたいなお洒落な街を散策した。
夜は念願の京劇鑑賞。
『蒼穹の昴』でも主人公の一人である春児が京劇俳優をやっていたし、北京に来たら是非観てみたいと思っていた。
しかもJTBの方が破格の安さで最前列を予約してくれた(シーズンオフだったから取りやすかったらしい)のは大助かりだった。
今回京劇を観た劇場は梨園劇場という有名な劇場で、日本語解説ヘッドフォンを借りられたし、有名な『覇王別姫』等を観ることができ、凄く楽しむことができた。
【北京旅行3日目】
3日目も忙しい。
午前中は天安門広場と故宮(紫禁城)に行き、午後は八達嶺長城(万里の長城)に行った。
天安門広場は世界一広い広場と言われるだけあってその広さに圧倒された。
そしていよいよ故宮。
天安門をくぐり、午門をくぐり、太和門をくぐって見えてきたのが、憧れの太和殿だ!
下記写真のように荘厳で、皇帝の戴冠式も行われた太和殿は映画「ラストエンペラー」にも登場したお馴染みの宮殿である。
そして太和殿内の玉座は「ラストエンペラー」のラストを飾るため、見られてただただ感動。
太和殿を後にし、故宮内の博物館や他の宮殿、庭、「ラストエンペラー」の自転車のシーンで登場した通路、『蒼穹の昴』にも出てきた光緒帝の側室の珍妃が殺された井戸(珍妃井)等を見て回った。
午後からは八達嶺長城へ。
北京市内から高速を使って1時間半ほどと言うことで、これもJTBの方に頼んで車を手配して貰った。
長城が徐々に見えてきた時はまたまた感動(本当に感動の連続だ)。
どこまでも続く万里の長城を作ったこと自体凄い。
八達嶺長城入り口から向かって左側が男坂で、右側が女坂と言われるそうで、男坂は凄く急で上級者向け、女坂は登りやすく旅行者にも人気だそうだ。
当初は男坂に登ろうとしたのだが、スタート地点で「これはやばそうだ」と悟り、無難に女坂を登ることに。
女坂はでは北八楼という標高888地点の少楼を目指すのだが、急な所が多く、途中の北四楼で早くもバテバテに…。
それでも息を切らせながら何とか北八楼に辿りついた時は、寒風が心地よく感じるぐらい汗だくだった。
本当に想像以上に辛かった。。
夜は再開発著しいCBD近くの中華料理屋で北京ダックを堪能。
安かったし、中々美味しかった。
CBDを散策していたら、凄い建物を発見したので思わず撮影してしまった↓
中国中央電視台のビルだそうで、支え方とか大丈夫かなぁと心配してしまう。
【北京旅行最終日】
物価が安くて思いの外中国元が余り気味(今回は3万円を両替した)だったので、朝食をホテルのバイキングにしたのだが、高すぎてビックリ(前日の北京ダックを含む夕飯の2倍以上もした)。
そしてホテルをチェックアウトして、荷物を預けて、夕方の飛行機の時間まで北京を散策することに。
ところがホテルを出てビックリ!!
雪降ってるし寒すぎる…。
そんな中まず向かったのが北京オリンピックでも有名になった鳥の巣スタジアム。
写真には映っていないけど、左手には水泳センターの水立方も見えた。
鳥の巣スタジアム最寄りの駅が閉鎖中のため、雪が降りしきる中一番近い駅からかなり歩いた。
続いて向かったのはまたまた故宮。
もう一回太和殿を見たかったし、故宮裏手の景山公園から故宮全景を眺めたかったため、故宮を突き抜けて景山公園に向かった。
途中雪化粧の太和殿を写真に収めることができた。
景山公園は、北京駐在経験のある上司が教えてくれたスポットで、故宮が一望できる名所である。
景山公園から見た故宮の広さに思わずうっとり。
景山公園のお土産屋で、中国歴代皇帝トランプが10元で売られていたので、購入してしまった。
午後に向かったのは、古き良き北京の街並み“胡同”を見ることができる南鑼鼓巷。
昔「胡同のひまわり」という中国映画を観たことがあるのだが、その映画に出てきたような街並みを堪能できた↓
狭い道の両サイドには飲食店が軒を連ね、中でも有名なヨーグルトは絶品だった。
最後に胡同に行けて良かった。
こんな感じで僕の20代最後の旅である北京旅行は終わった。
ツアーでもなく、同伴者もいないため、ガイドブック1冊のみに頼ると言う何ともチャレンジングな旅であったが、行きたかった北京を心行くまで堪能できたので大いに満足だ。
4日間で歩いた歩数は90,000歩以上と、歩きすぎて足の裏にマメができた。
こういった経験もたまにはいいだろう。
旅って色々な発見・感動があるから最高だ。
今年も時間を見つけて旅に出たい!