NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

『海辺のカフカ』

2012-01-22 21:28:43 | 
昨日・今日と特に用事がなかったので、ほとんど同じような一日を過ごした。
具体的には、映画観て、英語の勉強をしていたら一日が終わっていた感じだ。
そして、TOEICが来週に迫っている。
今のままでは目標スコア800は難しいと思うが、前回よりは良いスコアを取れるよう頑張りたい。
と言っても今週は忙しそうなので、どこまで勉強ができることやら。。

村上春樹の『海辺のカフカ』を本日読み終えた。
20代最後に読む本としてふさわしい本だと思う。
この本は学生時代に話題になったことを今でも覚えていて、大変印象に残っている。
村上春樹作品は、独特のキャラと台詞、描写が苦手で(そこがいいのだろうけど)、若干敬遠しているが、学生時代には周りの友人に影響されて何冊か読んだもんだから、そういった懐かしさもあって『海辺のカフカ』を手に取ったのだった。
結果として、読んで良かった。
15歳の少年の成長を描いた作品であるが、物語が進むにつれ、異なる話がシンクロしていく過程が素晴らしく、夢の描写も改めて凄いと思う。
未だ映画化、ドラマ化されていないから、純粋に自分のイメージで読むことができた。
今まで読んだ村上春樹作品の中では一番心に沁みた作品かもしれない。
僕も30代に向けて、一歩でも前へ踏み出せるよう深く考えさせられた作品だった。

今日一番聴いた曲:Sign of the Fear/PRIMAL FEAR

脇役物語

2012-01-22 11:22:55 | 映画
昨日書いた、八達嶺長城に一緒に登った方との飲みは、「北京で出会ったんだし、折角なんで中華でも食べましょう」と言うことで、恵比寿の中国茶房8という店で開催された。
この中国茶房8。
有名なのかどうか知らないが、物凄く繁盛していたし、女子会比率が高くてビックリした。
実際に行ってみて、人気がある理由として考えられるのは、以下の4点だ。
①ファミレスでもないのに24時間営業をしているところ(混んでいるのに一切ラストオーダー催促が来ないところもいい)
②恵比寿の繁華街から少し離れた所で独特の賑やかさを醸し出す店の外観
③水餃子1皿(3個)が105円という驚異の値段を始め、値段がリーズナブルなところ
④料理も美味しく、コストパフォーマンスがいいところ
初めて知る店であるにも関わらず、すっかり気に入ってしまった。
安くて美味しい中華料理を食べたいという方は是非足を運んで頂きたい。

映画感想が溜まりに溜まっているので、今日も1作消化。
「脇役物語」(2010年、日本映画)を観た。
益岡徹の長編映画初主演映画で、タイトルの通り、万年脇役に甘んじている冴えない中年俳優の奮闘を描いた映画である。
大物劇作家を父に持つという設定、脇役俳優なのに様々なことが身に降りかかる所など、話を面白くする要素がテンコ盛りだ。
主役がいなくては映画は作れないが、やはり主役が引き立つのは脇役がいてからこそ。
そんなに重くならずに、脇役俳優の大切さを改めて感じさせてくれる素晴らしい映画だと思う。
評価は、《1/2》としておく。
予告編も鑑賞欲をそそるいい出来だ。