幾十年ぶりかの雪の年明けです。皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年暮れに修理した「風呂釜」は、見事復活。 昨夜は
ゆっくりと体を温めてくれました。 やはり風呂釜で保温しての入浴は格別でした。 入浴中から外は雪模様となり、広島は雪の新年となった。
三年目を迎えた「S」さんの、「アスベスト労災」裁判が山場を迎える。 私も証人としての出廷が三月にも向かえそうである。
昨年奥様が始めた「広島Lafcadio Hearnの会」への参加は、今年も張り切っておられるようだ。 「奥様に引かれて、Lafcadio Hearnの会 詣で」に今年もなりそうである。
私は小泉八雲を、十七歳から愛読してきた。 特に「平井呈一氏」の訳が好きで、好んで読んでいた。 「平井呈一氏」といえば、永井荷風の弟子であったが、永井荷風が密かに書いていた春本「四畳半襖の下張り」を勝手に持ち出し、友人と写し取り回覧した事件を思い出す。 それが元で文壇を追放されたが、「Lafcadio Hearn」の訳者として名を成したことは有名である。 「Lafcadio Hearn」といえば「出雲」。 私が最も好んで「出雲」へ出かけていた理由を、やっと奥様が理解してくれたので、今年の出雲の旅は楽しみになってきた。