藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

口腔手術から一夜明けた。

2015-01-16 17:03:07 | 日記・エッセイ・コラム

口の中が爽やかなのは幾日振りだろうか。 インターネットで取り寄せた本を、ベット脇の棚に載せてみた。

古事記に関する本から、下関市の民俗資料までやたらめったら、英語辞書まである。 

  

「奥様に引かれて 広島ラフカディオ・ハーンの会」となったわが身の性で、小泉八雲について調べ始めたら切り無く古本漁りとなっている。

「小泉八雲」は底知れぬ魅力に満ちている。 二十代に一度嵌ったが、当時私の関心事である民俗学的見地からの「八雲」像は誰も理解してくれなかった。 この会の主催者である、私の母校の大先輩の「風呂」先生は実に見事に「民俗学的見地」や、「音律」、「英文の形態」、「翻訳日本語」に至るまで考証される講義は、毎回私の好奇心を満足させてくれる。 その結果が古本の山となっている。 辞書は別として、この本を今朝から読み始めた。

口の中が調子良いと、読書も進む。 三度の食事当番も、心なしか浮かれ気分で出来た。 今夕のおかずは、「しめ鯖」だ。 奥様はその半分を持って、先ほど義理の妹の所に出掛けて行った。 義理の妹は「やもめ暮らし十三年」になる。 私の弟が無くなって、早十三回忌である。

そんなこんなで、今夕食は私が「やもめ」となった。 久しぶりに、安物のブランディでも少しいただこうかと思っている。

夕食を一人でとりながらTVを見ていたら涙があふれてきた。 事の顛末は明日報告したい。

コメント
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