この年のうまれの女性は、非常に審美眼が鋭く、男に負けない知力を持つ方が多いい。 私の同級生の女性がそうである。 加えて、一途なところがあり、恋愛すると男がしんどくなる。 戦後の厳しき時代を、生き抜いてきた力は侮れない。 その典型的女性が「吉永小百合」である。 Pretty woman様も、ブログからそう感じてくる。 生まれ年によって、性格や気質が違うのだろうか。 違うと言えば、違うように思えるし、変らないと言えば変わらないようにも思う。 しかしながら、やはり違う気がする。 ここにその事実を書くと、私を知る人間は、誰の事を書いたか知る事が出来るので、書く事が出来ない。 今の私の奥様などは、其の真反対である。 学ぶことには全力で突き進むが、それが済むと全てお忘れである。 有名人の掻いた小説を読んで、その感想をブログに挙げているが、数年経つと、書いた事、否その本を読んだことをお忘れである。 良くもまあ、亭主の私の顔を忘れない物だと逆に感心する次第である。 Pretty woman様の文章を読んでいると、幾十年前の事が昨日の事が如く書かれている。 と言う私も、それに近いのである。 生活習慣にそれが一番出てくる。 とにかく早朝に目が覚め、一日中する事も無いのに、じっと天井を眺めて寝ている事が出来る。 そうかといって、何も考えていない訳ではない。 先日、若い広島市の市会議員が来訪した。 ちかじか広島のど真ん中に「サッカー専用」スタジアムが出来る。不要の長物だが、市長が自分の存在を誇示したいから作った気がしてならない。 作ったのなら、こけら落としの最初の試合を、ドイツのトップチームとサンフレチェの試合とすべきではなかろうかと話したら、市長以下誰も、その事に気が付いていないそうだ。 日本のサッカーが初めて国際試合をしたのは「広島」なのだ。 しかも、第一次世界大戦時である。 捕虜になって、広島にと留め置かれたドイツ人を慰めるために、広島高等師範学校の生徒が交流試合を開いたのだ。 日本初の国際試合はこうして開かれたのである。 彼は出来るだけ関係者に合って訴えてみるそうだが、今の広島市の行政人にそれを受け止める人材がいない。 悲しいかな・・・日本。
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