ガラス製品製造に関わる作業 ガラスの中に、石綿を混入させているとは知りませんでした。ただし、ガラス化された事により、飛散はありませんが、製造過程で作業員が石綿の曝露を受けます。ここで重要なのは、ガラスを溶解する炉です。炉は耐火煉瓦で造られ、耐火モルタルが使用されています。炉の老朽化により石綿が飛散していきます。同じような理由で、陶芸作家も石綿に犯されます。酒造りに重要な作業に、酒米を蒸す作業がありますが、その蒸気を作り出すボイラーや、大型竈にも石綿が使用されてきました。ごみ焼却場も同じ理屈です。火葬場にも同じ事が起こります。そうするとこれらの施設の修理作業や、施設で働く人たちも石綿曝露の危険にさらされています。1200万トンの石綿が、人々の暮らしの周辺に隈なく入り込んでいる現状を、認識し共通の危機感を持つ事こそ重要です。国内の石綿企業の一部が、韓国や、中国、ベトナム、インドネシアなどに進出し、未だ石綿を生産し続けている事に、怒りさえ感じます。日本国内でこれだけ大きな公害を起こしておきながら、その現状を隠し、海外に生産拠点を移し、原発同様な危険設備の建設の、一部を担っている事に企業のモラルの無さに驚きを、感じえません。 いつもお訪ねくださる皆様へ。 本日から三日間休眠します。
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膨大な石綿の行方が少しづつでも理解でき、その被害の甚大さへ想像が傾きます。周りの殆どの方が、放射能のことは心配していますが、石綿被害については知らないと感じます。
私自身、かつていろいろな場面で石綿の使用されていた場に居たということに、今更になり驚く無知さです。
石綿を張り付けた金網で干し魚やスルメを焼いて食べていたこともあり、石綿は中学時代の科学の実験でも使用されていました。
むやみに咳き込む原因に、石綿が影響しているのか等は定かではありませんが、もう少し科学的データーを知りたい気持ちになっております。
連休を楽しんで下さい。
こちらは雨の多い連休になってしまいましたが、5日の本日は久々に五月晴れです。