石綿は、工業製品製造や、化学コンビナート以外でも、大量に使用されている。
皆さんまさかと思われると思いますが、思わぬ所で大量に使用されているのが、農業なのです。土壌改良剤として、バーキミューライトが使用されています。この物質の特徴は、保水性を高める事ですが、このものの中に石綿が含まれています。
そして農薬です。農薬の増量剤として、あるいは、農薬自体を付着させ、飛散を防ぐ為に使用されます。まさかと思われますが、農薬を大量使用される、野菜生産には欠かせないのが農薬ですが、野菜生産者から多くの「中皮腫」患者が見つかり、この事実が判明しました。隠れた使用場所には、女性用化粧品があります。その使用製品は、口紅、ファンデーションです。いずれもタルクと呼ばれる、ロウ石の中に不純物として存在しこれが問題なのです。ロウ石には問題ありませんが、含まれる不純物としての石綿が肺を犯します。
ロウ石は、かって石筆として、石版と共に学校教育の現場で使用されました。当時多くの胸部疾患により若者が命を無くしなしたが、その原因は結核と考えられたのですが、家族間での感染がされなかったものについては、石綿による疾患が疑われています。栄養状況の向上と共に結核は激減しましたが、なお多くの肺疾患が続けた一つの原因として考えてよいと思われます。同じように、低品質のタルク使用による物として、ベビーパウダーがあります。皆さんも御記憶されている方が有ると思いますが、昭和六十年代に問題となり現在では石綿が存在しないとされていましたが、低価格の韓国製品に、石綿が存在していた事は、一昨年のことです。低価格のこの製品は、医療現場で使用されていました。手術用ゴム手袋の内側に、汗止めとして使用されていたのです。つまり、手術用ゴム手袋を輸入した所、タルクとして使用された粉末に石綿が、混入していたのです。そのことにより、外科手術現場の医師や、看護士が被害を受けました。
このように安全に対する国の厳しさが欠落した結果、被害者が発症したのです。今でも原発現場では石綿が国の認可の元、使用され続けられています。直ちに中止すべきです。原発は、放射能プラス石綿公害という、二つの大きな公害発生源なのです。直ちに廃止を検討すべきです。
因みに「原発ファミリー企業」について皆さんで検索して見てください。
「原発」「関連企業」「帝国バンク」の三点検索で出てきます。いかにマフィア化した一部の企業が独占的に「原発」により利益を受けてきたか、一目の元に判明します。
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