確かに総理は辞任する。 自民党総裁は入れ替わった。 かと言って、菅さんが総理になったわけではない。 それなのに次々次期大臣が決まっていく。 順番が狂っていることにマスコミも反応しない。 国会開催、安倍内閣総辞職、総裁選挙、それから大臣の選択‥‥。 こんな子供でも知っている手順さえ、無視して事を運ぶ自民党。戦前の軍閥政治に近づいて来た。 今に始まるのが、元自衛官幹部の防衛ポストへの指名。 大臣増設…陸上防衛大臣、海上防衛大臣、航空防空大臣などと言う大臣が増設され始めると正に戦前。 アリエールでしょう。 何だか現実味が増してきた。 政党間も溝が大きく成って来た気がする。 嘗て私が住んで居た県営住宅で起きた「育児放棄」。 「育児放棄」されたのは、ある事情を持つ子供たちで、その人たちを世話していたのが「解放同盟」。 育児放棄の気付いたのが、「藤山政治大学」でお世話になっていた私。 先ず相談したのが、当時公民館の主事で、自民党系の「会」の幹事さん。 家庭裁判所などに、親権など子供を守るための手続きを、無償でやって頂いたのが共産党系の「広島弁護士事務所」。 嘗ては、社会の裏側では、本当に困っている子供たちや、老人たちを救うため支持党派を超えて協力していたが、今はそんな雰囲気が無い。 広島市役所の議員会館にある、、地下食堂に行ってみると良く解かる。 嘗ては昼食時間になると、議員が続々党派を超えて、雑談しながら椅子に付き、昼飯を食べながら広島の街の事を議論しておられた。 今はそれが無い。 自分の会派の部屋に籠り、秘書を顎で使い大した議論もしていない。 それもそうなって当たり前なのである。 選出された選挙区が違えば、問題が違う。 解決策を相談しても、その状況が判らない物は答えようがない。 たとえ、対立会派の議員でも、同じ自治区から出ていると、抱えている問題は同じなので、議論が進み良い解決策が見つかるのだが、それが無くなっている。 自分の手柄づくりに奔走する為、大きな事業計画で問題を大きく解決できなくなっている。 安倍長期政権中、日本が抱えていた大きな問題が一つでも解決されただろうか。 私は無い気がしている。 海洋資源の問題、温暖化の問題、ただ一つ進展しつつあるのは、「プラスティック」のごみ問題だが、日本が先頭に立って解決したとは思えない。 石油による温暖化の問題では、「米国」を気にして常に胡麻すり発言。 若者たちに謝りたい気分になって来る。 小選挙区制度にさせてしまったのは私達で、その結果が今の状態になっている事。 これに尽きる。 二大政党政治の良さを誇大宣伝されたその結果なのだ。 EUの成功は、多民族、多政党、多宗教だと、指摘した学者がいたが、まさにその通りだと、思える様に成って来た。 大英帝国は、大事な時に「EU脱出」というフライングをした気がしてならない。
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