「憂う」について考える(8)
大阪市立桜宮高校の父兄に対する説明会が開かれたそうである。出席者は392名だそうだ。?・・・。 これってもしかして、クラブ活動者の父兄のみに限定しての説明会だったのではと、疑ってしまう。
席上、バレー部クラブ顧問指導者から、過去に自分たちも暴行を行ったことを認め、今後行わないとの説明があったそうだ。この顧問は昨年停職処分を受けていたという。
この学校は、もはや救いようも無いほどに壊れている。「憂う」どころか「怒っている」に私の表題を書き換えたいくらいだ。
第一に、当事者の教員が出席せず、自らの説明が何も無かったそうである。
本人は自宅待機だそうだが、このことからして学校がとった行動は、ただ単に事件隠しであり、むしろ父兄に自ら暴行を認めた指導者を自宅待機にし、今後の大阪市の処分を粛々と待たせるべきである。
そもそも全校生徒と父兄の公開の場で、事の顛末を説明し、当事者の教師自ら報告すべきことであるとの認識が、校長に無いことが大きな問題である。
そんな認識がない校長では有ろう筈が無いと、この学校のホームページを除いてみると、びっくりした。電話番号は記載されているが、電話担当者は、教頭と記載されている。この学校の最高責任者は校長なのではないのか。校長自らが外部からの情報をえて、その対応策を考え、部下の教職員に指示するのが組織であろう。この学校はすでに組織としての機能を失い一部の職員のやりたい放題の学校に成っていたのではなかろうか。
一人の若き死に対し、余りにも自己保身のみの対応であると感じるのは私だけであろうか。
大阪市は、暴力を使った指導者全員に厳罰を下すべきである。公務員が暴行を行えば、即免職が常識である。
橋元市長、貴方の手腕が問われる事件の様相を呈してきましたね。果たしてこの学校だけの問題なのか徹底的に調査しないと、第二の事件が発生しますよ。
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