野性蘭「セッコク」が今年の花をやっと開いた。我が家の鉄餅の上である。
今日広島県三原市に嘗て有った、中国アサノパイプ工場跡に出かけた。三原市市議会議員、岡崎氏の案内で現在は工場跡地が寂しく存在するだけである。其処から100mの所に舟木小学校が有り、其処で過ごした子供たちの将来の健康が心配である。2005年石綿全面禁止までこの工場では、石綿管、石綿スレートが生産され、隣地には民家が迫っているような中で生産し続けられたことにいささか企業の無責任さを感じた。住民の「健康管理」について今後議会で取り組んでいただけるようである。三原市は、三菱重工、帝人、中国アサノなどの基幹産業がいずれも石綿労災発生企業として広島県下でも有数の発生をしているところである。行政としては、まったくそうした情報を掌握していなかった。行政の石綿に関する認識の低さが被害者拡大に繋がっていることは間違いない。