藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

雪はもうけっこう。

2015-02-09 22:33:14 | 日記・エッセイ・コラム

広島市内を走る広島電鉄の電車を、市民は「チンチン電車」と呼び、その路線は、己斐~広島駅、横川~広島駅、己斐~宇品、広島駅~宇品この他に、江波行、白島行、比治山線等ある。 加えて、己斐駅から宮島までの路線が原爆投下後、国鉄より早く復旧した。 被爆車両が今も残っている。 広島の戦後の復興は、広電無くしては語れない。

そんなことを布団の中でごそごそしながら思い出している。 と言うのも、三日続いての雪日和なのだ。 国道191号線を挟んでの向かいの虹山団地は、雪霧の中で夜の帳さえ見えない。 三日連続の雪日和など広島では珍しい。 瀬戸内海気候の代表地が雪国さながらの状態だ。そうかといって積雪は少ない。 数センチだ。 

そんな気候の中、奥様は早朝のお散歩にお出かけである。 こんな日はやめて方がいいのではと思ったが、止めておいた。 私の意見など頭の上を通り過ぎるだけである。 一度決めたら実行するタイプの人間なのだ。 「足を滑らせて怪我をするかもしれない」とは、お考えいただけないのだ。 骨密度が低くなった高齢者は、少しの無理が骨折につながることは、ご本人もよくご存知なのだが、自らが高齢者と思っていないところが問題なのである。

雪が降ると、林道には救急車は入れない。 携帯電話は繋がるので無理には引き止めなかった。 奥様の御生まれになった村は、広島県の「チベット」と呼ばれた村で、豪雪地帯なのだ。 したがって、この程度の雪は雪と思っていない。 しかしながら、ここにすごしている人間は、雪に対する対応性に欠ける。 そこをご理解いただけないので心配しているのだ。  

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