今日は、暑い地方に住んでいらっしゃる方には、申し訳ないほど、ガーデニング日和でした。
今日の最高気温28.5℃、午前中は濃霧なのか曇っているのか、薄曇りの日でした。
おまけに、時々吹いてくる風が気持ちが良くて、庭の手入れに没頭できました。
それについては、また次の機会にまわすことにして、今日は「月下美人」をご覧くださいね。
夕方、もしかして今晩咲くかもしれないと、茶の間前の縁台兼花台に置いていた「月下美人」を茶の間に入れました。
7時半過ぎから蕾がかなり膨らんできました。
写真は撮らずに、ただ、ただ見つめていました(;^_^A
午後9時10分頃、咲きましたよ。
今年は蕾が膨らみ始めてから、開花までの早い事、2時間足らずで咲きました。
遅い時は午後11時過ぎてから、開花したこともありました。
この開花のスピード、きっと花が1輪だけなので、早いんじゃないかしら?
10分後の姿です。
10分前とほとんど変わらないので、全開したと言っていいでしょう。
上から撮ってみました。
純白の花弁に外側にクリームとサーモンピンクの細い花びらが、月下美人の美しさを増長させています。
横顔です。
真正面から見ると、全開に見える花姿も、上や横から見ると、5部咲き位に見える不思議な花です。
雌しべが蜘蛛のように見えてしまう私は、可笑しい?
雄しべも流れているかのように見えます。
今年も「月下美人」の花を見ることが出来て、月下美人さんに感謝です。
何故って?
一昨年まで、冬の間、茶の間に置いていましたが、昨年11月に二階に取り込んだのは良いのですが、無加温の部屋ですので、メキシコの熱帯雨林地帯が原産地の月下美人には過酷な環境だったと思います。
氷点下まで気温が下がることがあるお部屋で、枯らさないようにするため、1~2月は、ほとんど水を切っていました。
それで、葉は茶色っぽく、薄っぺらの枯葉のようになるし、凍みの様な斑点がいっぱい現れました。
だから、今年の花はあきらめていたのです。
なのに、22cmの大輪の花を咲かせたんですよ。
1輪であろうと、かけがえのない美しい花です。
夕方から蕾がふくらみはじめ、満開になってから3時間程でしぼんでしまう花ですが、1夜限りの花がとても潔く感じられます。
今夜は月下美人に酔いしれます。
ご覧いただきありがとうございました。
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