主戦力だったマイクロスコープ君が逝ってしまったので、在りし日を偲んで・・・リメンバーマイクロスコープ編です。
まずは煮干(カタクチイワシ)の表皮から・・
煮干の解剖には、こちらの煮干が一押しです。アミカで買いました。(私的見解では食べても美味しいです)
「煮干」には多種ありますが、解剖 ( 手で分解 ) にはカタクチイワシです。
(更に詳しくは、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所のHPがおすすめです。楕円形の卵や口や鰭が無い仔魚の写真もあります)
口を開けて・・
「・・・」
鰓耙(サイハ)を拡大・・・(ここでプランクトンを捕まえているのか?!)
続いて真上からの吻部・・
鼻孔は、この目玉のような穴の片方にそれぞれ前鼻孔と後鼻孔があるみたいです。
(魚類の細部は図書館で(貸し出し不能) 東海大学出版 日本産魚類検索 第三版全種の同定 を見て楽しんでます)
続いて背骨(脊椎骨)・・・背骨の上部に脊髄が各棘突起に通っていて、背骨の下には太い血管がついてます。
煮干はここまでで、骨続きで・・
後期白亜紀7500万年前の魚類の化石(レバノン サニー層 実物2.5cm)、学校法人城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリーのお土産(1,000円)です。
学芸員さんに「アジの干物みたいですね・・」と言ったら、
「この時代にまだアジはいませんけど・・・」と温かく諭していただけたのを覚えております(汗)
広くはありませんが、中生代以前の魚類化石の展示では科博を超えていると思います。
「写真撮影・ネット公開、どんどんやってください!」と実に気持ちの良い施設でした!!
1週間ほどですが、毎日ブログを書いてみて・・正直、大変で、ギブアップ気味です。
何とか投げ出さずに、自分のペースで続けていこうと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。