もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

土曜日の "普通"の 磯の観察・・・(遅々として進まず) その1

2020-06-09 20:24:11 | 

磯の生物は実に多様で・・・土曜日からずっと、図鑑・ネット・写真の"睨めっこ"が続いております。

そんな答えが出ていない中でのトップバッターは、イトマキヒトデです。

現地(磯)に持ち込んだマイクロスコープで、観察ケース(透明な包装材とも言います)に入れて撮った皮鰓(ひさい)です。

ちなみに皮鰓は、背中面ににょきにょきと出てくる白っぽい透明なモノで、酸素を取り込んでいるそうです。

(ヒトに触られると裏面の管足と同様、体の中に引っ込めてしまいます)

 

ヒトデは、参考になるようなサイトや文献が少なくて・・・

京都大学白浜水族館 水槽解説ファイル 棘皮動物の秘密

千葉県立中央博物館分館 海の博物館 ヒトデ・ウニ・ナマコを観察しよう

TBSブリタニカ(2002/07発売)ヒトデガイドブック

ヒトデ学 : 棘皮動物のミラクルワールド / 本川達雄編著(これはヒトデから棘皮全般にという感じの内容)

 

どうもよくわからない・・・もやもやした気持ちでおります。

で、皮鰓の拡大画像・・・

酸素を取り入れると言っても、心臓・血液・脳が無い体にで、酸素消費量も脊椎動物よりけた違いに少ないそうです。

個人的には、白っぽいモヤモヤが皮鰓というのはわかるのですが・・・周りにある小さな緑の疣疣の役割がとても気になります。

ヒトデガイドブックにさらっと書かれている「顆粒」「小柱体」というようなものだと思うのですが・・・

(皮鰓同様に、わざと表面積を大きくするような形に感じるのですが・・)

 

続いて「腕」の先にある、「眼点」を、写真に収めようと・・・

波打ち寄せる、岩の上で奮闘です(笑) *一番マシなのがこれです。

以前、とある観察会でイトマキヒトデの眼点を虫メガネで見た際には、「腕の先に小さな赤い点がある・・それが眼点」と言われ、「おっー、ある。これか・・」で終わっていたのですが、先の「顆粒」や「小柱体」のような立体感があるモノのように感じます。

しかも、眼点の周りにある触角のような透明な長い2本と短い赤い4本?のモノは管足のような先端の吸盤がありません。何と呼ぶ器官なのでしょうか?(動きを見た感じでは明らかに触角で、眼点よりも重要な役割があるように感じました)

 

ちなみに腕(ヒトデの5本の足を腕といいます)の中程にも赤い部分が・・・ただの模様でしょうか?

 

イトマキヒトデの背中の色や模様は様々ですが、お腹側は、皆、オレンジ系の気がします。

真ん中の溝のようなところ(歩帯溝)からにょきにょきと伸びている白っぽいのが管足で、先端の吸盤でペタペタと水槽のガラス面も上り下りできます。

この管足の拡大です・・・

先端の吸盤でプラケースに貼り付いているところです。

 

ペタペタと・・貼り付くのと、剥がされるのとが、実に微妙な動きです。(統率性無し?)

 

で、更なる謎の器官・・・何ですか? この手のひらに指が沢山ついたようなのは?? (名前も役割も・・謎だらけ・・)

 

こんな感じで、遅々として、確認が進んでいないのであります。。。(汗)

今回、一番の収穫は、イトマキヒトデのお腹のオレンジ色が写真映えすること・・・かもしれません? (笑)

ワールドカップサッカーで勝利を予想するドイツのタコに対抗して、ホームユニフォームカラーのオランダに売り込めるネタかも・・??

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。


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