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日本の医療制度っていろんな問題を孕んでいて
それは監督省庁である厚労省にも問題はあるんだけど
僕は厚労省を非難するだけじゃ改善されないと思うんだよね。
むしろ問題は大学の権威主義にあると思うんだけどな。
結局医師不足にしたって、大学が手持ちを出さないからでしょ？
研修医が自由に研修先を選択できるようになって、大学が人材を囲い込んじゃった。
何で日本の医療は大学があんなに力を持ってるんだろうね。
不思議で仕方がない。むしろ医療の充実に尽力すべきだと思うんだけど。
医学部の教授や学部長ともなれば、それは権威は相当なものらしく
逆らうなんてことは許されないことも多いとか。
もちろん人物によるんだろうけど。
科による対立も多く、本来病気に上下がある訳ないんだけど
やっぱり外科や内科は花形として立場は強い。
外科の中でも上下があるらしく、何だか面倒くさい社会だと思うよね。
現在”ゴッドハンド”としてＴＶ露出も多い脳外科医のＦ医師は
日本の大学の馬鹿げた権威主義とメンツに嫌気が差し
アメリカへ居場所を求めたらしいです。
とすると海外の医療現場というのは、実力主義なんだな。
少なくともアメリカは。
万人に不足のない医療制度や環境を整えるのって大変だけど
やっぱりねそれは国民のために、最も必要なことだと思うんだよね。
少なくとも国民に見える努力をするべきでしょ？
今は何してるのか、そもそも何かしてるのかさえ疑わしい。
それは何年も状況が変わらず、いやむしろ制度としては後退しているようにさえ見える。
研修医のことも、後期高齢者医療制度も、助産師さんの制度にしても。
健康保険適用の医療報酬にしてもそうだよね。
長期入院は報酬基準が引き下げられるから、患者の追い出しに繋がっている。
何もかも結局割を食うのは国民なんだよね。
愚痴は尽きないので、この辺で。
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