goo

2013池袋ミネラルショー

今年は金曜日まで仕事だったため、土曜日に行きました。Georgeさんの所は相変わらず、買えるものはありませんが、ユーステノプテロンの化石等がありました。エリオプスの歯とか、ずっと売れ残っているようにみえますが。


Zoic Srlは今回買いたいものはなく、一部は他の業者に卸したとみた。翼竜の足とか、エラスモサウルスの顎はありました。


Eldoniaは掘り出し物もあるのですが、今回は買いませんでした。写真はオルニトミムス類の手と、隣はディクラエオサウルスの顎。恐竜としてはタルボサウルスの歯、オヴィラプトル類の爪、ドロマエオサウルス類の爪、オピストコエリカウディアの足など。一つ気になったのは、前期白亜紀フランス産のNuthetesという小さい歯があり、これは獣脚類でkind of Allosaurusといっていたので、ネオヴェナトル類か何かでしょうか。歯しか見つかっていないそうです。当然ながらまだまだ謎の古生物がいるもので、奥が深いです。


Treasure of the Earthはやはり、買うものがない。所先生は素通りするそうです(笑)。このタルボ頭骨は、頭骨の形は良いので気に入っているのですが、歯の塗装がチョコバナナのようで‥‥もっとちゃんと仕上げれば、相当価値があるものと思いますが。


パレオサイエンスでは、前から注文してあった商品を受け取りました。アロサウルスの尾椎や、レプトメリクスの化石などがありました。テラトフォネウスの成体頭骨はいいですね。


第2会場の入り口にはエオシノプテリクスとアウロルニスのレプリカが展示されています。


グリフォンのマスターフォッシルには、スピノサウルスの尾椎などがありました。カルカロの歯が大量にあったのは、ミュージアムインポートから仕入れたのでしょうね。写真はカルカロの顎の断片で、残念ながら歯のついた状態で見つかったのではないそうです。よくあるパターンです。


マスターフォッシルで見つけた巨大アルマジロの皮甲板。肉食でも恐竜でもないが、感動して衝動買いしました(3500円)。見事な六角形で縫合面に指状の突起があります。この黒枠の紙箱は、ベルギーかフランスの業者から仕入れたのでは?ベルギーのRoland Juvynsからはサウロルニトレステスの歯を買いました。


しかし今回の「買ったった」は、なんといってもこれです。ゼネラルサイエンスから、Gaston社のヴェロキラプトル頭骨レプリカを、5万2500円のところ特別価格で購入しました。Gastonのサイトのカタログでは、右側の写真しかなかったので、左側を確認して予想より良かったので買いました。


デスクの上に飾ると、自分用のクリスマスプレゼントとして十分な満足度です。

ちなみにこれは「実はツァーガンではないか」といわれた頭骨のようですね。maxillary fenestraが前端にあり、長楕円形なのは明らかにツァーガンです。しかし頬骨、後眼窩骨、鱗状骨の関係はヴェロキラプトル型のような。。その辺りを比較観察する楽しみもあるわけです。













コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )