Tikara`s Photoroom

私のこれからとこれまでの写真作品を、自身のコメントと共に載せて多くの人に見ていただき、批評していただきたいと思います。

600.余部鉄橋空の駅。

2019-08-22 08:48:14 | Weblog

 8月11日の日曜日、兵庫県美方郡香美町の余部鉄橋・空の駅に行ってきた。自宅から3時間ほどのドライブで、現地に到着した。この日の天候は、やや悪く、接近する台風の影響で、一日中曇天の空で、時々小雨がぱらつくような、コンディションの日だった。余部鉄橋・空の駅は、山陰本線の旧余部橋梁が老朽化により2010年に架け替えられたことに伴い、余部周辺の観光資源の整備の一環として、兵庫県が約5億5千万円をかけて整備を行い、2013年(平成25年)5月3日にオープンした。旧余部橋梁の西側の橋脚部分の一部を活用し建設された鉄橋展望台であり、全長は約68メートル、幅は約3メートル。先端からは往時の線路や枕木を残した軌道が眺められる。また地上約40メートルの高さから日本海と海辺の集落を望むこともでき、通路には真下が見える「のぞき窓」もある。また、地上から「空の駅」へのエレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)の整備と展望施設の延伸が施工され、2017年から一般の利用が開始された。

 余部鉄橋列車転落事故  1986年(昭和61年)12月28日13時25分頃、香住駅より浜坂駅へ回送中の8両編成の客車列車が日本海からの最大風速約 33 メートル の突風にあおられ、客車の全車両が台車の一部を残して、橋梁中央部付近より転落した。転落した客車は橋梁の真下にあった水産加工工場と民家を直撃し、工場が全壊、民家が半壊した。回送列車であったため乗客はいなかったが、工場の従業員だった主婦5名と列車に乗務中の車掌1名の計6名が死亡、客車内にいた車内販売員3名と工場の従業員3名の計6名が重傷を負った。なお、重量のある機関車が転落を免れたことと、民家の住民が留守だったことで機関士と民家の住民は無事だった。しかし、事故後に機関士の上司が責任を感じて自殺している。

      

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