ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

アメ横の魔力。

2006-05-15 19:01:02 | おでかけ
「混沌の総本山で心迷う」
人間は混沌としたところが好きなのではあるまいか。何も買わずともただその混沌の中を彷徨っているだけでも楽しいのだ。吉祥寺のハモニカ横丁はもとより、西荻の南口(名前がわかりません)、阿佐ヶ谷のパールセンター、高円寺北口・・・あれっ?中央線ばかりだな、じゃ、バンコクのマーブンクロンとかウィークエンド・マーケットはどうだあ・・・。お部屋が混沌としてる人も大勢いらっしゃいますよね。はーい!というわけで“混沌の総本山”アメ横に行ってきたのである。御徒町駅を出るとそこはもう“混沌”の真っ只中。お菓子屋、魚屋、靴屋、化粧品屋、宝石屋、ゴルフ用品屋、乾物屋・・・。店舗の並びには何の脈略もなく、店の境界もさだかではなく、商品は地面から天井、さらには外壁の上をよじのぼり増殖するかのよう。迷路のような通路をいかに効率よく廻れるか考えてはみるが、そんなことは神様でも無理なのではないか。「いらっしゃいいらっしゃいー、安いよ安いよー」と叫ぶ店員達の声は、毎日の“鍛錬”で艶と張りが素晴らしく、絶対にカラオケがうまそうだ。私の目的は仕事用のカバン。ついこの間まで、カバンなど何でもいいと思いバーゲンの安物を使用していたのだが、最近ろくな仕事しか来ないのは、もしやそのカバンのせいではないかと、ふと思ったのだ。男にとってカバンとは、仕事の価値そのものではないのか。バーゲンのカバンではバーゲンの仕事しか来ないのではないか・・・。これまで1週間、近所はすべて探索し尽くしたが、デザイン・価格などすべてに満足できるものがなく、アメ横にすべてを託したのだ。混沌の中を数時間、数十店舗を探索し、ついに満足できるものを発見し購入。さすがはアメ横、わざわざ来た甲斐があった。これで明日から、簡単で儲かる仕事がどんどん入るはず、なんだけど・・・。

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1 コメント

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ん? (かぴぃ)
2006-05-18 01:23:23
「バーゲンのカバンではバーゲンの仕事しか来ない」んだったら、「アメ横のカバンではアメ横の仕事しか来ない」。

つまり、混沌としてて「安いよ安いよー」な仕事?
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